Messaging Server で提供されている configutil コマンドを使用して、Messaging Express 関連のパラメータを編集します。
次に示す Messenger Express パラメータを設定して、Communications Express のユーザーが Access Manager シングルサインオンを使用して Messenger Express にアクセスできるようにします。
パラメータ |
目的 |
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Access Manager からシングルサインオンを有効にします。 このパラメータは、Access Manager がネーミングサービスの実行に使用する URL を指すようにしてください。 次に例を示します。 configutil -o local.webmail.sso.amnamingurl -v http://siroe.example.com:85/amserver/namingservice |
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local.webmail.sso.uwcenabled |
Communications Express が Messenger Express にアクセスできるようになります。 アクセスを無効にするには、このパラメータを 0 に設定します。 |
Messenger Express が Communications Express セッションを無効にするために使用する URL を指定します。 Messenger Express で local.webmail.sso.uwclogouturl を明示的に設定している場合は、この値がログアウトに使用されます。それ以外の場合、Messenger Express は、要求ヘッダー内の HTTP ホストに基づいてログアウト URL を作成します。 次に例を示します。 http://siroe.example.com:85/base/UWCmain?op=logout Communications Express が /uwc のように、/ の直下に配備されていない場合、このパラメータの値は次のようになります。 http://siroe.example.com:85/uwc/base/UWCmain?op=logout |
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Communications Express のポートを指定します。 たとえば、85 |
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local.webmail.sso.uwccontexturi |
Communications Express が配備される URI パスを指定します。 このパラメータは、Communications Express が / の下に配備されていない場合だけ指定します。 たとえば、Communications Express が /uwc に配備されている場合は、URI パスは local.webmail.sso.uwccontexturi=uwc となります。 |
local.webmail.sso.amcookiename |
Access Manager セッション Cookie 名を指定します。 uwcauth.properties ファイルで、uwcauth.identity.cookiename の値が local.webmail.sso.amcookiename の値に設定されていることを確認してください。 たとえば、iPlanetDirectoryPro |
local.webmail.sso.uwchome |
ホームリンクへのアクセスに必要な URL を指定します。 |
Messenger Express 固有のパラメータが設定されると、Communications Express のユーザーは Access Manager シングルサインオンを使用して Messenger Express にアクセスできます。
Messenger Express を MEM として配備している場合は、次に示す Messaging Server のパラメータの値が、バックエンドの Messaging Server コンポーネント mshttpd とフロントエンドの MEM で同じであることを確認してください。
local.service.http.proxy。このパラメータの値には、1 を設定するようにしてください。
local.service.http.proxy.admin。このパラメータの値には、フロントエンドの Messaging Server の管理者ユーザー ID を設定するようにしてください。
local.service.http.proxy.admin. <hostname-of-backend-server>。このパラメータの値には、バックエンドの Messaging Server の管理者ユーザー ID を設定するようにしてください。
local.service.http.proxy.adminpass。このパラメータの値には、フロントエンドの Messaging Server の管理者パスワードを設定するようにしてください。
local.service.http.proxy.adminpass. <hostname-of-backend-server>。このパラメータの値には、バックエンドの Messaging Server の管理者パスワードを設定するようにしてください。
変更を有効にするためには、上記の値を設定したあとに Messaging Server と Web コンテナを再起動します。