Sun Java System Instant Messaging 7.2 管理ガイド

UNIX システムユーザーおよびグループの作成

システムユーザーが特定のサーバープロセスを実行します。これらのユーザーがプロセスを実行するための適切なアクセス権を持っていることを保証するために、ユーザーに特定の権限を指定する必要があります。通常、configure ユーティリティーによって、次のユーザーとグループが作成されます。

configure ユーティリティーによって Instant Messaging の UNIX ユーザーとグループが作成されない場合、この節の説明に従ってそれらを手動で作成する必要があります。Instant Messaging のユーザーとグループを作成したら、そのユーザーが所有するディレクトリとファイルに適切な権限を設定してください。

配備環境で Access Manager を使用する場合を除き、サーバーユーザー ID として root を選ばないでください。Access Manager を使用する場合は、Access Manager の設定情報にアクセスするために root を使用する必要があります。

Procedure適切な UNIX ユーザーおよびグループを作成する

  1. スーパーユーザーとしてログインします。

  2. システムユーザーを所属させるグループを作成します。

    たとえば、Solaris で imgroup という名前のグループを作成するには、次のように入力します。


    # groupadd imgroup
    
  3. システムユーザーを作成し、前の手順で作成したグループにそれを関連付けます。さらに、このユーザーのパスワードを設定します。

    たとえば、Solaris で imuser という名前のユーザーを作成し、imgroup というグループに関連付けるには、次のように入力します。


    # useradd -g imgroup imuser
    

    ユーザーとグループの追加の詳細については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。

  4. ユーザーとグループが /etc/groups ファイルに追加されていることを確認します。