この配備シナリオ例では、関連する Instant Messaging データをまとめてアーカイブする方法を説明します。
データの種類ごとにカテゴリを作成します。たとえば、すべての Instant Messaging アーカイブデータが格納される Archive カテゴリ内に、チャットメッセージ格納用のサブカテゴリ「Chat」を作成します。また、データを日時に基づいてアーカイブするようなサブカテゴリを作成することもできます。たとえば、2002 年 12 月のチャットデータをアーカイブするには、次のようなサブカテゴリを作成します。
Archive:Chat:2002:12
im-cfg-base ディレクトリに移動します。
im-cfg-base の場所については、「Instant Messaging サーバーのディレクトリ構造」を参照してください。
iim.conf を開きます。
iim.conf の場所、およびこのファイルに変更を加える手順については、「iim.conf ファイルの構文」を参照してください。
パラメータ iim_arch.chat.categoryname に対し、次の値を追加します。
iim_arch.chat.categoryname = Archive:Chat:%Y:%M
アーカイブプロバイダは、現在の年を %Y に、現在の月を %M に、それぞれ自動的に割り当てます。これらの値は、システム日付とシステム時刻から取得されます。
次のように入力します。
rdmgr -Q "classification=Archive:Chat:2005:12" > archive.soif |
archive.soif ファイルをバックアップシステムにコピーします。