このファイルは ASCII 形式のプレーンテキストファイルであり、各行には次の規則に基づいて、特定のサーバーパラメータとその値が定義されます。
パラメータとその値 (複数可) は、1 つの等号 (=) で区切られます。なお、等号の前後には、スペースまたはタブを挿入できます。
値は、二重引用符 (" ") で囲むことができます。複数の値を設定可能なパラメータの場合、値文字列の全体を二重引用符で囲む必要があります。
コメント行の先頭文字は、感嘆符 (!) でなければなりません。コメント行は情報提供を目的とした行です。したがって、サーバーはコメント行を無視します。
同じパラメータが 2 回以上現れた場合、最後に現れたパラメータの値が有効になります。
\ (円マーク) は、行の継続を示すための記号であり、値 (複数可) が 1 行に収まらないことを示します。
各行は、行終端記号 (\n、 \r、または \r\n) で終端されます。
キーは、行内の、最初の非ホワイトスペース文字から最初の ASCII 等号 (=) またはセミコロン (;) の直前までの、すべての文字から構成されます。キーの末尾がセミコロンであった場合、そのあとに、文字列 lang- と、値の解釈に用いる言語を示すタグが続きます。その言語タグのあとには、等号 (=) が続きます。等号の前後に存在するすべてのホワイトスペース文字は、無視されます。行内の残りの文字はすべて、関連する値文字列の一部となります。
値文字列内の複数の値は、コンマ (,) で区切られます。
単一の値の内側に、コンマ、空白、改行、タブ、二重引用符、バックスラッシュなどの特殊文字が含まれている場合、その値全体を二重引用符で囲む必要があります。さらに、値内のすべてのキャリッジリターン、改行、タブ、バックスラッシュ、二重引用符には、\ (円マーク) を付ける必要があります。
iim.conf を変更した場合、その新しい設定が有効になるように、Instant Messaging サーバーを再起動する必要があります。
インストール時に初期化された iim.conf ファイルを変更する際には、本書で説明した手順に必ず従ってください。