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Instant Messaging のインストール先ディレクトリに移動します。
デフォルトでは、Solaris のインストール先ディレクトリは /opt/SUNWiim、Linux のインストール先ディレクトリは /opt/sun/im です。
コマンド行で次のように入力して、configure ユーティリティーを実行します。
configure -no [--nodisplay] -saveState statefile |
statefile は、状態ファイルに付ける名前です。
状態ファイルを別の Instant Messaging のインストールの設定に使用するには、次のコマンドを使用します。
configure --nodisplay --noconsole --silent -state statefile |
configure ユーティリティーの継続中に入力した回答は状態ファイルに記録されます。設定が完了すると、状態ファイルは指定した場所に作成されます。
次の条件のいずれかを満たす場合、プラットフォームに適した新しい状態ファイル ID を生成しなければいけない可能性があります。
Instant Messaging の以前のバージョンまたはパッチ向けに生成された状態ファイルがすでに存在している。
以前のバージョン向けに生成された状態ファイルがすでに存在しており、かつ新しいバージョンまたは変更されたバージョンの config.class を含むパッチが適用されている。
いずれの場合も、古い状態ファイル ID はすでに有効ではなくなっています。新しい ID を生成し、古い ID を置き換えるには、次の手順を実行します。
configure ユーティリティーを再度実行します。ただし、今回は次のように --id オプションを指定します。
configure --id |
このコマンドによって、暗号化された識別子が生成されます。
識別子をコピーし、状態ファイルの STATE_BEGIN パラメータと STATE_DONE パラメータの値としてペーストします。
状態ファイルを使用して別の Instant Messaging のインストールを設定する方法については、「インストール後またはアップグレード後の Instant Messaging の設定」を参照してください。