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Sun Java™ System Identity Manager 7.0 インストールガイド |
第 13 章
Identity Manager の手動インストール手順インストールのインタフェースを通して Identity Manager をインストールしたくない場合は、代わりにこの手動のインストール手順を使用します。
インストール手順この章およびほかの章で説明されている、以下の一般的なインストールおよび設定手順に従います。
手順 1: Application Server ソフトウェアをインストールする
注
アプリケーションサーバーのインストールおよび設定プロセスは、タイプによって異なります。各インストールおよび設定の詳細については、前のアプリケーションサーバー固有のインストールの章を参照してください。
手順 2: アプリケーションソフトウェアをインストールする
次の手順を実行して、ソフトウェアをインストールします。
Windows の場合
次の一連のコマンドを入力します。
set JAVA_HOME=Path to JDK
cd ApplicationDeploymentDirectoryここで、ApplicationDeploymentDirectory は、アプリケーションサーバーが配備されているディレクトリです。たとえば、Tomcat のインストールの場合は、c:¥tomcat-4.1.3¥webapps のディレクトリに移動します。
mkdir idm (またはほかの任意のディレクトリ名)
cd idm
set WSHOME=ApplicationDeploymentDirectory¥idm
jar xvf %CDPATH%¥idm.warUNIX の場合
次の一連のコマンドを入力します。
PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH
cd $TOMCAT_HOME/webapps
cd ApplicationDeploymentDirectoryここで、ApplicationDeploymentDirectory は、アプリケーションサーバーが配備されているディレクトリです。たとえば、Tomcat のインストールの場合は、c:¥tomcat-4.1.3¥webapps のディレクトリに移動します。
mkdir idm (またはほかの任意のディレクトリ名)
cd idm
WSHOME=ApplicationDeploymentDirectory/idm;export WSHOMEjar xvf /cdrom/cdrom0/idm.war
注
5.0 SP3 リリースの時点で、アダプタクラスは idmadapter.jar ファイルに含まれるようになりました。カスタムアダプタが存在する場合は、クラスパスの更新が必要になることがあります。
処理を続行する前に
インデックスデータベースの使用を計画している場合は、idm¥WEB-INF¥lib ディレクトリへの 1 つ以上のファイルのコピーが必要になることがあります。たとえば、idm/WEB-INF/lib に JDBC ドライバを含む JAR ファイル (DriverManager 接続用) または JNDI InitialContextFactory を含む JAR ファイル (データソース接続用) を置くことが必要な場合があります。処理を続行する前に実行する必要がある手順を判断するには、「インデックスデータベースのリファレンス情報」を参照してください。
終了したら、手順 3 に進みます。
手順 3: Identity Manager のインデックスデータベース接続を設定する
ServerRepository.xml ファイルは、インデックスリポジトリに接続する方法が定義されている、暗号化されたファイルです。次のいずれかの手順を使用して、リポジトリ XML ファイルを設定します。
Windows または X ウィンドウ (UNIX) 環境
Windows または X ウィンドウ対応環境で実行している場合は、次の手順に従います
- 次のいずれかのコマンドを入力して、セットアップのインタフェースを起動します。
Windows の場合
cd %WSHOME%¥bin
lh setupUNIX の場合
cd $WSHOME/bin
lh setupインストーラの「Locate the Repository」パネルが表示されます。
- 次の中からインデックスデータベースを選択します。
- Oracle (JDBC Driver)
- Oracle (Data Source)
- MySQL (JDBC Driver)
- MySQL (Data Source)
- DB2 (JDBC Driver)
- DB2 (Data Source)
- SQL Server (JDBC Driver)
- SQL Server (Data Source)
- LocalFiles
選択した内容に応じて、設定プログラムは追加の設定情報の入力を要求します。
注
選択項目および設定の手順については、「インデックスデータベースのリファレンス情報」を参照してください。
- 「Next」をクリックします。
- 「Continue Identity Manager Demo Setup?」パネルが表示されます。
- これがデモ以外のインストールである場合は、「No, I will configure Identity Manager myself」をクリックします。手順 14 に進んでください。
- デモ設定をする場合は、「Yes, I would like to continue setting up a demonstration environment」をクリックします。
これにより、ユーザーの設定や、環境およびサーバー情報の入力をすばやく行うことができます。
- 次の個人情報を入力します。
- 次の承認者情報を入力します。
- 「Next」をクリックします。
- 「Server Type」をリストから選択します。
使用している環境に管理するサーバーがない場合は、「None」を選択します。管理するサーバーがある場合は、適切なサーバーのタイプを選択します。必要に応じて、詳細なサーバー情報の入力が要求されます。
- 電子メールの SMTP サーバーがある場合は、「SMTP Host」をクリックして、サーバーアドレスを入力します。必要に応じて、「Test Server」をクリックして、SMTP サーバーとの通信を確認します。
- 電子メール通知をファイルに書き込む場合は、「Notification File」をクリックします。別の通知ファイルを選択するには「Browse」をクリックします。
- 「Next」をクリックします。
- 「Save Configuration」パネルが表示されます。
- 「Execute」をクリックして、リストされているすべての機能を実行します。必要に応じて、「Hide Details」をクリックします。
- 操作が完了したら、設定パネルの「Done」をクリックします。
X ウィンドウ以外の環境
X ウィンドウ対応環境で実行していない場合は、次の手順に従います
- 次の一連のコマンドを使用してインデックスリポジトリを設定します。
cd $WSHOME/bin
chmod 755 *- データベースへの接続に必要な適切な引数オプションを使用して、setRepo コマンドを実行します。
注
完全な setRepo の使用法とオプションについては、「setRepo リファレンス」を参照してください。
- アプリケーションサーバーを起動します。
- 初期データベース値を読み込みます。次の一般的な手順に従います。
手順 4: Sun Identity Manager Gateway をインストールする
Windows 200、Novell NetWare、または RSA ACE/Server のリソースを設定する場合は、Sun Identity Manager Gateway をインストールするようにしてください。「Sun Identity Manager Gateway のインストール手順」の手順に従います。