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Sun Java™ System Identity Manager 7.0 インストールガイド |
第 14 章
サービスパックのインストール手順Sun は、サービスパックの更新を定期的に提供しています。ここでは、サービスパックの内容をダウンロードおよびインストールする場合に役立つ手順と情報を示します。この章では、次の内容について説明します。
サービスパックは、リリース内で累積されます。つまり、各サービスパックには、その前にそのリリース内で導入されたサービスパックの内容が含まれています。たとえば、最初に Service Pack 1 をインストールしなくても、基本の製品に直接 Service Pack 2 をインストールできます。
サービスパックのダウンロード次の一般的な手順を実行して、サービスパックをダウンロードします。
- Sun Online Support Center にログオンします。
http://www.sun.com/service/online
- 国と言語を選択します。
- 「パッチとダウンロード」タブを選択し、「契約ソフトウェアのダウンロード」を選択します。
- ユーザー名とパスワードを正しく入力します。
- サービスパックのリンクを選択して、ダウンロードを開始します。
- サーバー上で、インストールディレクトリに移動します。
- patches という名前のディレクトリを作成し、そのディレクトリに移動します。
cd %WSHOME%¥patches
- jar コマンドがシステムパスに含まれていることを確認します。jar コマンドは通常、Java SDK の bin ディレクトリにあります。
- ダウンロードされたサービスパックの jar ファイルを解凍します。
jar -xvf ServicePackName
これにより、次の内容を含む新しいディレクトリが作成されます。
バックアップIdentity Manager のサービスパックやホットフィックスを適用するか、またはメジャーアップグレードを実行する前に、必ず Identity Manager のデータベースとファイルシステムをバックアップするようにしてください。また、頻度は環境によって異なりますが、データベースとファイルシステムをある程度定期的にバックアップすることも必要です。
データベースとファイルシステムをバックアップする準備ができたら、まず Identity Manager をシャットダウンする (またはアイドル状態にする) 必要があります。次に、データベースのバックアップユーティリティーを使用してデータベースをバックアップしたり、ファイルシステムのバックアップユーティリティーを使用して、Identity Manager をインストールしたディレクトリをバックアップしたりすることができます。
注
export コマンドは一般に有効ですが、新しいデータベースへのデータの復元にその出力を使用することに関連して、次の問題があります。
Identity Manager コンソールのエクスポートツールは、「バックアップをバックアップ」したり、ほかのより汎用的な目的で Waveset からデータを取得したりするためにのみ使用してください。
サービスパックのインストールreadme ファイルに概説されている手順を実行して、サービスパックの内容をインストールします。readme ファイルには、サービスパックに含まれている機能および修正のリストも記載されています。