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Sun Java™ System Identity Manager 7.0 インストールガイド 

第 5 章
iPlanet Application Server 6.5 用の Identity Manager のインストール手順

iPlanet Application Server バージョン 6.5 とともに使用する目的で Identity Manager をインストールするには、次の情報および手順を使用してください。この章では、次の内容について説明します。


開始する前に

インストール中に、次の情報が必要になります。


インストール手順

次のインストールおよび設定の手順を行います。

手順 1: Identity Manager ソフトウェアをインストールする

次の手順を実行して、ソフトウェアをインストールします。

Identity Manager をインストールするには、次の操作を行います。

  1. 次の 2 つの方法のいずれかを使用して、Identity Manager ソフトウェアをインストールできます。
    • インストーラをグラフィカルユーザーインタフェースで使用する方法

      install.bat (Windows の場合) または install (UNIX の場合) コマンドを実行して、インストールプロセスを起動します。

      インストーラの「Welcome」パネルが表示されます。

    • インストーラを非グラフィカルユーザーインタフェースで使用する方法

      UNIX システムの場合は、ソフトウェアをインストールするディレクトリに移動します。次のコマンドを入力して、nodisplay モードでインストーラを起動します。

      install -nodisplay

      インストーラの「Welcome」テキストが表示されます。続く手順で、インストーラはインストール情報を収集するための一連の質問を、グラフィカルユーザーインタフェースの場合と同じ順序で示します。


      ディスプレイ環境がない場合は、インストーラはデフォルトで nodisplay オプションを使用します。DISPLAY 環境変数は有効な X サーバーに設定する必要があります。これを設定しないと、インストールが失敗することがあります。


  2. 「Next」をクリックします。インストーラの「Install or Upgrade?」パネルが表示されます。
  3. 「New Installation」オプションを選択した状態で、「Next」をクリックします。
  4. 「Select Installation Directory」パネルが表示されます。

  5. 表示されたディレクトリの場所を、Identity Manager をインストールする場所に置き換えます。この場所は、ステージングの場所にすることも、特定のフォルダにすることもできます。場所を入力するか、または「Browse」をクリックして場所を選択し、「Next」をクリックします。

  6. 入力したディレクトリが存在しない場合は、Identity Manager によって確認のメッセージが表示されたあと、ディレクトリが作成されます。


  7. 「Install Now」をクリックしてインストールを開始します。
  8. ファイルがインストールされると、インストーラの「Launch Setup」パネルが表示されます。


    注意

    • インデックスデータベースの使用を計画している場合は、処理を続行する前に、idm¥WEB-INF¥lib ディレクトリへの 1 つ以上のファイルのコピーが必要になることがあります。たとえば、JDBC ドライバを含む JAR ファイル (DriverManager 接続の場合)、または JNDI InitialContextFactory を含む JAR ファイル (データソース接続の場合) の idm/WEB-INF/lib への格納が必要になることがあります。次の手順に進む前に実行しておく必要のある手順を判断するには、「インデックスデータベースのリファレンス情報」を参照してください。終了したら、「Launch Setup」をクリックしてセットアップウィザードを起動し、セットアップ手順を続行します。
    • インデックスデータベースのファイルをコピーする前に「Launch Setup」をクリックすると、セットアップが正しく続行されません。そのような場合には、インストールプログラムを終了してから、lh setup コマンドを使用してインストールプロセスの設定部分をやり直します。

  9. 「Setup Wizard」パネルの「Next」をクリックします。
  10. インストーラの「Locate the Repository」パネルが表示されます。

  11. 次の中からインデックスデータベースを選択します。
    • Oracle (JDBC Driver)
    • Oracle (Data Source)
    • MySQL (JDBC Driver)
    • MySQL (Data Source)
    • DB2 (JDBC Driver)
    • DB2 (Data Source)
    • SQL Server (JDBC Driver)
    • SQL Server (Data Source)
    • LocalFiles
    • 選択した内容に応じて、設定プログラムは追加の設定情報の入力を要求します。


      選択項目および設定の手順については、「インデックスデータベースのリファレンス情報」を参照してください。


  12. 「Next」をクリックします。
  13. 「Continue Identity Manager Demo Setup?」パネルが表示されます。
  14. これがデモ以外のインストールである場合は、「No, I will configure Identity Manager myself」をクリックします。手順 19 に進んでください。
  15. デモ設定をする場合は、「Yes, I would like to continue setting up a demonstration environment」をクリックします。
  16. これにより、ユーザーの設定や、環境およびサーバー情報の入力をすばやく行うことができます。

  17. 次の個人情報を入力します。
    • 電子メールアドレス

    • この個人情報を使用して、Configurator 特権を持つ承認者ユーザーが作成されます。


  18. 次の承認者情報を入力します。
    • 承認者名
    • 承認者パスワード
  19. 「Next」をクリックします。
  20. 「Server Type」をリストから選択します。
  21. 使用している環境に管理するサーバーがない場合は、「None」を選択します。管理するサーバーがある場合は、適切なサーバーのタイプを選択します。必要に応じて、詳細なサーバー情報の入力が要求されます。

  22. 電子メールの SMTP サーバーがある場合は、「SMTP Host」をクリックして、サーバーアドレスを入力します。必要に応じて、「Test Server」をクリックして、SMTP サーバーとの通信を確認します。
  23. 電子メール通知をファイルに書き込む場合は、「Notification File」をクリックします。別の通知ファイルを選択するには「Browse」をクリックします。
  24. 「Next」をクリックします。
  25. 「Save Configuration」パネルが表示されます。
  26. 「Execute」をクリックして、リストされているすべての機能を実行します。必要に応じて、「Hide Details」をクリックします。
  27. 操作が完了したら、設定パネルの「Done」をクリックします。

詳細情報の入手

インストールが完了すると、インストーラの「Installation Summary」パネルが表示されます。インストールの詳細については、「Details」をクリックします。

このパネルにすべてのメッセージが表示されるとは限りません。詳細については、指定されているログファイルを表示してください。

終了したら、「Close」をクリックしてインストーラを終了します。

.war ファイルの作成および配備

  1. iPlanet 配備用に .war ファイルを作成します。
  2. cd StagingDirectory¥idm*
    del WEB-INF¥lib¥j2ee.jar
    jar -cvf ../idm.war *

  3. .war ファイルを iPlanet に配備します。
    1. ステージングディレクトリに移動します。
    2. cd StagingDirectory

    3. 次のコマンドを入力します。
    4. iPlanetInstallation¥ias6¥ias¥bin¥iasdeploy deploymodule
      -verbose -user
      Administrator -password Password -host Hostname -port AdminPort idm.war

  4. アプリケーションサーバーを再起動します。

手順 2: Sun Identity Manager Gateway をインストールする

Windows Active Directory、Novell NetWare、Novell GroupWise、Exchange 5.5、Remedy、または RSA ACE/Server のリソースを設定する場合は、Sun Identity Manager Gateway をインストールする必要があります。「Sun Identity Manager Gateway のインストール手順」の手順を行なってください。



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