通信アダプタ用 Java CAPS プロジェクトコンポーネントの構成

接続マップアウトバウンドアダプタの「SNA 設定」

次の表に、アウトバウンドアダプタの「SNA 設定」を示します。

表 1–8 アウトバウンドアダプタ —SNA 設定

名前 

説明 

必要な値 

パケットサイズ 

1 データパケットあたりのバイト数。また、この数値によってバッファーのサイズも決まります。 

有効な数値。デフォルトは 1024 です。 

タイムアウト 

要求送信後にサーバーから応答を受信するまでの一時停止時間をミリ秒で指定します。 

有効な数値。デフォルトは 1000 です。 

会話を初期化 

アダプタがどのようにして SNA 会話を確立するかを指定します。オプションは次のとおりです。 

  • true: アダプタは呼び出し元 TP として SNA 会話を初期化します。

  • false: アダプタは呼び出し可能 TP として SNA 会話を受け付けます。

true または false を選択します。デフォルトは true です。 

割り当て解除タイプ 

シャットダウンが発行された際に会話の最後で必要となる割り当て解除のタイプを指定します。詳細については、使用する SNA のマニュアルを参照してください。 

次の 4 つのオプションのいずれかを選択します。 

  • 0 - SYNC_LEVEL.

  • 1 - FLUSH

  • 2 - CONFIRM

  • 3 - ABEND

    デフォルトは「0 - SYNC_LEVEL」です。

同期レベル 

同期レベルパラメータ (CM_SYNC_LEVEL) を指定します。詳細については、使用する SNA のマニュアルを参照してください。 

0 - なし (デフォルト)

1 - 確認

次の 2 つのオプションのいずれかを選択します。 

  • 0 - なし。

  • 1 - 確認。

    デフォルトは「0 - なし」です。

カスタムハンドシェーククラス名 

ユーザーの SNA ハンドシェークロジックを定義します (カスタムハンドシェーククラスの配備方法については付録 B を参照)。 

com.abc.MyClass などの完全修飾クラス名。このクラスはインタフェース com.stc.connector.snalu62.api.snaCustomerHandshake を実装している必要があります。値なし (このプロパティーを空のままにすること) は、SNA 会話ハンドシェークロジックが定義されていないことを示します。代わりに、標準の組み込みハンドシェークロジックが使用されます。