次のリストは、BatchLocalFile OTD のノードについて、主要機能などを説明しています。
Configuration: このノード内のフィールドサブノードは、アダプタの設定パラメータに対応し、対応する設定情報を含みます。こうしたパラメータおよび設定の詳細は、BatchLocalFile の接続マッププロパティーのセクションを参照してください。
この OTD には、正規表現を使用できる設定パラメータがあります。詳細は、「バッチアダプタでの正規表現の使用法」を参照してください。
Client: このノードに含まれる次のサブノードは、OTD にアダプタのクライアントインタフェース (LocalFileClient) を実装します。
ResolvedNamesToGet および ResolvedNamesToPut: 転送時に、使用されている実際のファイル名またはディレクトリ名を取得し、名前に対して処理を実行できます。たとえば、get() または put() と組み合わせて、実際の名前を使用してローカルファイル転送を実行できます。実際のファイル名またはディレクトリ名を、正規表現または特殊文字を使用して表現されていても取得できます。これらのノードには、ターゲットの転送先のファイル名およびディレクトリ名と、転送前および転送後コマンドの名前を解決できるサブノードが含まれます (詳細は、「ファイル転送前/転送後コマンド」のセクションを参照)。
これらの機能の詳細は、「バッチアダプタでの正規表現の使用法」および「バッチアダプタでの名前パターンの使用法」を参照してください。
InputStreamAdapter および OutputStreamAdapter: OTD のデータストリーミング機能を使用および制御できます。詳細は、「コンポーネント間でのデータのストリーミング」セクションを参照してください。
Payload: ローカルファイル転送するペイロードまたはメッセージデータをバイト配列の形式で含むインメモリーバッファー。
get()、put()、および reset(): 「基本的な BatchLocalFile OTD メソッド」を参照してください。
ResumeReadingInProgress: このノードを使用すると、なんらかの理由で中断されたデータストリーミングのファイル転送処理を再開できます。こうした転送は 1 つ 1 つ行われ、通常、大規模ファイルが関与します。この機能を使用すると、転送が中止されたときに途切れた同じ箇所から再開できます。
データは、Payload ノードを使用するか、またはデータストリーミング (InputStreamAdapter および OutputStreamAdapter ノード) を使用して転送できますが、同じ OTD 内で両方の方法を使用することはできません。