ペイロードデータを外部システムに送信する場合は、そのシステムとインタフェースをとっているコラボレーションのアウトバウンド側に OTD を配置できます。連続して put() を呼び出すと、アダプタ設定で定義した形式でペイロードデータが構築されます。
すべてのレコードがペイロードに追加されたら、コラボレーションのアウトバウンドの転送先を表すノード (複数可) にペイロードをドラッグ&ドロップできます。また、ペイロードの転送先として出力ストリームを設定できます (ペイロードのストリーミングの詳細は、表 1–3 を参照)。
データペイロードを構築するときは、送信するデータのタイプと形式を考慮します。アダプタでは、次の形式を使用できます。
単一レコード: このタイプのペイロードは、送信する単一レコードを表します。put() を連続して呼び出すごとに、ペイロードは出力中のデータのサイズ単位で大きくなります。ペイロードは、隣接する 1 つのバイトストリームです。
固定サイズレコード: このタイプのペイロードは、レコードで構成されており、各レコードのサイズはまったく同じです。指定されたサイズではないレコードを put() しようとすると、例外がスローされます。
区切りレコード: このタイプのペイロードは、末尾に区切り文字を持つレコードで構成されます。各レコードのサイズは異なってもかまいません。このデータタイプが put() に渡されるときには、区切り文字を追加しないでください。区切り文字は、アダプタによって自動的に追加されます。
ユーザー定義: このタイプのペイロードでは、セマンティクスはユーザー自身の実装によって完全に制御されます。