アプリケーション検索パスを変更する主な理由は、アプリケーション・サーバの追加です。アプリケーション・サーバを検索パスに追加すると、アプリケーション・マネージャはすべてのサーバのシステム共通のアプリケーション・グループを収集します。
アプリケーション検索パスの詳細は、「アプリケーション検索パス」を参照してください。
デフォルトのアプリケーション検索パスには、表 4-3 のディレクトリがあります。
表 4-3 デフォルトのアプリケーション検索パスのディレクトリ
範囲 |
検索パスディレクトリ |
---|---|
個人用 |
HomeDirectory/.dt/appmanager |
システム共通 |
/etc/dt/appconfig/appmanager/language |
組み込み |
/usr/dt/appconfig/appmanager/language |
アプリケーション検索パスを変更するほかに、アプリケーション・サーバと通信できるようにするために、追加の構成タスクを実行する必要がある場合があります。詳細は、「アプリケーション・サービスの管理」を参照してください。
root でログインします。
/etc/dt/config/Xsession.d/0010.dtpaths ファイルが存在しない場合は、/usr/dt/config/Xsession.d/0010.dtpaths をコピーして作成します。
/etc/dt/Xsession.d/0010.paths を開いて編集します。DTSPSYSAPPHOSTS
変数を設定して行を追加または編集します。
export DTSPSYSAPPHOSTS=hostname:[,hostname]
たとえば、次の行はシステム ApServA をアプリケーション検索パスに追加します。
export DTSPSYSAPPHOSTS=ApServA:
システム上のすべてのユーザに、変更を有効にするためにはログアウトしてからもう一度ログインするよう通知します。