コンソールがハングしていますが、rlogin(1) や telnet(1) など他の処理はすべて動作します。リモートシェルを使用してシステムを再起動すると、問題は解決します。
このエラーは、-C オプションを指定して他のウィンドウを開いたために起こり、これによってコンソールがハングアップします。他のウィンドウは、別の cmdtool ウィンドウ、shelltool ウィンドウ、xterm ウィンドウの可能性があります。一度にアクティブにできるのは 1 つのコンソールウィンドウだけです。
エラーの原因となっているウィンドウまたはプロセスは、ps(1) コマンドを使用して検出できます (auxw オプションの指定が必要となる場合があります)。これで、そのプロセスを終了できます。-C を指定して実行中のコンソールウィンドウを削除すると、制御は本来のコンソールに戻ります。
マシンがリブートプロセスでハングします。実際には、ユーザーによるブート時にファイルシステム検査の時点でハングします。
可能な対策は次のとおりです。
テープまたは CD-ROM から miniroot を起動します。
mkdir mnt を入力します。
ルートパーティションをマウントポイント (/mnt) にマウントします。
/mnt/dev ディレクトリに移動します。
コンソールが mnt/dev ディレクトリにあることを確認します。
このディレクトリにない場合は、MAKEDEV std により std デバイスを作成します。
システムを停止してリブートします。
ユーザーのホームディレクトリを変更しようとしましたが、該当するユーザーが存在しないか、またはユーザーのファイルサーバーがそのファイルシステムを共用 (エクスポート) していません。
特定のユーザーが存在しているか調べるには、ユーザー名と passwd マップを指定して、ypmatch(1) コマンドまたは nismatch(1) コマンドを実行します。
リモートファイルサーバーからファイルシステムをエクスポートするには、そのシステム上でスーパーユーザーになり、適切なオプションを付けて share(1M) コマンドを実行します。そのシステムが初めてファイルシステムを共用 (エクスポート) する場合は、/etc/init.d/nfs.server start も呼び出して NFS サービスを開始します。
ファイルシステムの共用については、share_nfs(1M) のマニュアルページを参照してください。
宛先ホストが停止していたため、トランスポート接続に失敗しました。たとえば、メールを複数日に渡って配信しようとしましたが、その間中、宛先のマシンが使用できませんでした。
ホストのシステム管理者にこのエラーを報告してください。このシステムの管理者の場合は、マシンの修理またはリブートが必要かどうかを調べます。
このエラーは、下層の通信インタフェースから伝えられた状態情報の結果として発生します。ホストへの既知の接続がない場合は、通常、別のメッセージが表示されます。詳細は、「No route to host」を参照してください。
このエラーの記号名は、EHOSTDOWN、errno=147 です。
これは、古い sendmail(1M) メッセージです。「I refuse to talk to myself」から変更されたもので、現在は「Local configuration error」メッセージに変更されています。
詳細は、「554 hostname... Local configuration error」を参照してください。
これは、ネットワーク上で NIS+ サーバーを発見できない場合に NIS+ クライアントが出力する 3 つのメッセージの内の 3 番目のメッセージです。
他の NIS+ クライアントが正常に動作している場合は、このメッセージが表示されたワークステーションの Ethernet の配線を確認します。アーキテクチャ間の次の違いに注意してください。
SPARC マシンでは、ネットワークケーブルが外れていると、一連の no carrier メッセージも出力されます。
IA マシンでは、NIS+ メッセージが、ネットワークケーブルが外れていることを示す唯一の表示である場合があります。
ネットワーク上の多くの NIS+ クライアントでこのメッセージが表示される場合は、該当する NIS+ サーバーを調べて、必要に応じてリブートまたは修理します。サーバーマシンが稼働状態に戻ると、NIS+ クライアントに「NIS server for domain OK」メッセージが表示されます。