共通デスクトップ環境 プログラマ概要

内容の紹介

このマニュアルは 2 つのパートから構成されています。パート I は、共通デスクトップ環境のアーキテクチャの概要で、実行時および開発時の環境の高度な情報を含んでいます。パート II ではアプリケーションの開発にあたって事前に知っておくと役立つ情報と、開発環境のコンポーネントを説明します。

次にこのマニュアルの章と付録について簡単に説明します。

第 1 章「アーキテクチャの概要」

共通デスクトップ環境アーキテクチャの概要を示します。

第 2 章「開発環境の要件」

アプリケーションを開発する前に知っておくべき情報について説明します。

第 3 章「アプリケーションの開発」

命名規則とそのガイドラインなど、共通デスクトップ環境アプリケーションの開発に固有の情報について説明します。

第 4 章「移植性と保守性」

移植性があり保守性のあるアプリケーションを作成するときの問題点を説明します。

第 5 章「基本的なアプリケーションの統合方法」

アプリケーションの起動方法を統合する (つまりデスクトップのアイコンをダブルクリックして起動する) 方法を説明します。

第 6 章「推奨する統合方法」

作成するアプリケーションを、他の共通デスクトップ環境のデスクトップ・アプリケーションと同じようなルック&フィールを持つものにし、相互に操作できるようにするための、すべてのコンポーネントの概要とガイドラインについて説明します。

第 7 章「オプションの統合方法」

追加した機能の必要性に応じてアプリケーションに組み込むコンポーネントの概要を示します。

付録 A 「共通デスクトップ環境 Motif」

Motif 1.2.3 と共通デスクトップ環境 Motif との相違点を説明します。

付録 B 「コンポーネントおよびガイドラインのリファレンス」

すべての開発環境コンポーネントとガイドラインを、対応するライブラリ、ヘッダ、ファイル、ドキュメントと共にアルファベット順に示します。