インタフェース要素にヘルプを追加するインタフェースを設計した後は、オブジェクト間のプログラム上の接続を行い、ドラッグ&ドロップ操作を指定し、アプリケーション・フレームワーク動作 (国際化対応、リソース・ファイル作成、セッション管理、ToolTalkTM メッセージ処理など) を指定します。
アプリケーション・ビルダのアプリケーションから、2 種類のヘルプ (オブジェクト・ヘルプとヘルプ・ボリューム) にアクセスできます。オブジェクト・ヘルプは、「ヘルプを作成するには」で説明するように、アプリケーション・ビルダで作成されます。ヘルプ・ボリュームは、アプリケーション・ビルダとは別に作成され、 [ヘルプ] メニューから、またはヘルプ・ダイアログ・ボックスで [詳細] をクリックすることによってコンパイル済みアプリケーション内でアクセスできます。ヘルプ・ボリュームの作成方法については、『共通デスクトップ環境 プログラマーズ・ガイド (ヘルプ・システム編)』を参照してください。
アプリケーション・ビルダで、インタフェースの任意のオブジェクト (コントロール、区画、またはウィンドウ) のヘルプを作成できます。ヘルプは、「ヘルプを作成するには」で説明するように、ヘルプ・エディタで作成されます。ヘルプは、テスト・モードまたはコンパイル済みアプリケーションで次のような方法で表示されます。
インタフェース・ウィンドウ上にカーソルを置いて、[F1] キーを押す。
入力フォーカスのあるオブジェクトにヘルプがある場合は表示されます。入力フォーカスのあるオブジェクトにはないが、親ウィンドウにヘルプがある場合は、そのウィンドウのヘルプが表示されます。
ウィンドウまたはダイアログ・ボックスで、[ヘルプ] ボタンをクリックする。
[ヘルプ] メニューから [アイテムヘルプ] を選択して、インタフェースのオブジェクトの 1 つをクリックする。
アイテムヘルプのテスト方法については、「アイテムヘルプをテストするには」を参照してください。特定の子オブジェクト (コントロールまたは区画) ではヘルプは使用できないが、その子オブジェクトの親 (区画またはウィンドウ) では使用できる場合は、その親オブジェクトのヘルプが表示されます。
属性エディタを表示します。
ヘルプを記述するオブジェクト型を選択します。
ヘルプを記述するオブジェクトを選択します。
[ヘルプ・テキスト] をクリックして、選択したオブジェクトのヘルプ・エディタを表示します。
コンパイルされたヘルプ・ダイアログ・ボックスで改行する場合は、[Return] キーを押します。
必要に応じて、[ボリューム名] を入力します。
これは、ヘルプ・ボリューム名です。
必要に応じて、[位置 ID] を入力します。
選択したオブジェクトに関する詳細な情報を提供するヘルプタグの位置 ID です。
ヘルプ・ダイアログ・ボックスからヘルプ・ボリュームにアクセスする場合は、オブジェクトのヘルプを作成しなければなりません。オブジェクトのヘルプを作成し、[ボリューム名] と [位置 ID] を取り込むと、ヘルプ・ダイアログ・ボックスで [詳細] ボタンがアクティブになります。
[了解] か [適用] をクリックして、変更内容を適用します。
他のオブジェクトにヘルプを追加する場合は、メニューからオブジェクト型を選択してからオブジェクトを選択して、手順 6 と 7 を繰り返します。
[了解] をクリックすると、[ヘルプ・エディタ] が終了します。
[ヘルプ] メニューの標準項目の 1 つに [アイテムヘルプ] があります。これは、インタフェースの特定のオブジェクトのヘルプを表示するのに使用します。次の説明では、メイン・ウィンドウがメニュー・バーを持ち、ヘルプ・メニューの 1 つがメニュー・バーの [ヘルプ] 項目に接続されていると仮定しています。接続方法については、「ヘルプ・メニューを作成および接続するには」を参照してください。
アプリケーション・ビルダの主ウィンドウの [エディタ] メニューから [メニュー] を選択します。
メニュー属性ウィンドウが表示されます。
[オブジェクト] リストから [ヘルプ] メニューを選択します。
[項目] リストから、項目の 1 つを [アイテムヘルプ] 項目として選択します。
[ラベル] テキスト・フィールドに、[アイテムヘルプ] またはテキストを入力します。
必要に応じて、項目ニーモニックを設定します。
項目ニーモニックは、選択した項目の 1 文字を、メニューの表示時にメニュー項目をアクティブにするキーボード・ショートカットとして指定します。指定した文字には、メニュー項目上で下線が付きます。ニーモニックの場合、大文字と小文字は区別されます。
必要に応じて、項目アクセラレータを設定します。
項目アクセラレータは、選択した項目を選択するキーボード・ショートカットを指定します。アクセラレータは、接頭辞 (Ctrl、Alt、Meta、または Shift)、<Key>、および文字 (大文字または小文字) で構成されます。たとえば、Control-x をアクセラレータにするには、Ctrl<Key>x と入力します。
[適用] をクリックします。
[ヘルプ] メニューに対して行なった変更が適用されます。
[接続] をクリックして、接続エディタを表示します。
[接続] ボタンは、メニュー属性エディタの一番下にあります。
[ソース] メニューから、[メニュー項目] を選択します。
[ソース] リストから、[アイテムヘルプ] 項目を選択します。
[アクション・タイプ] メニューから、[アイテムヘルプの起動] を選択します。
[接続] をクリックします。
テスト・モードまたはコンパイル済みアプリケーションで、[ヘルプ] メニューの [アイテムヘルプ] 項目を選択すると、カーソルがクエスチョン・マークの付いた矢印になります。カーソルをオブジェクトの上に移動し、マウス・ボタン 1 をクリックして、選択されたオブジェクト (または、オブジェクト自身のヘルプが使用できない場合にはその親オブジェクトのどれか) のアイテムヘルプを表示します。詳細は、「アイテムヘルプをテストするには」を参照してください。
「ヘルプ・メニューを作成および接続するには」で説明するように、ヘルプ・メニューを作成し、メニュー・バーの [ヘルプ] 項目に接続後、次のようにして、メニュー項目をヘルプ・ボリュームの特定の位置に接続します。[ヘルプ] メニューの [アイテムヘルプ] 項目を [アイテムヘルプ] 機能に接続する方法については、「ヘルプ・メニューをアイテムヘルプに接続するには」を参照してください。
接続エディタを表示します。
属性エディタまたはメニュー属性エディタで [接続] をクリックするか、[エディタ] メニューから [接続] を選択します。
[ソース] オプション・メニューから、[メニュー項目] を選択します。
[ソース] スクロール・リストから、ヘルプ・メニュー項目の 1 つを選択します。
[アクション・タイプ] オプション・メニューから、[ヘルプ・ボリュームへのアクセス]を選択します。
[ボリューム] テキスト・フィールドに、ヘルプ・ボリューム名を入力します。
[位置] テキスト・フィールドに、該当する位置 ID を入力します。
[接続] をクリックして接続します。
最も単純な形の接続は、ソース・オブジェクトとターゲット・オブジェクト間のプログラム的な関係です。たとえば、ボタン A をクリックした時にダイアログ・ボックス B を表示したいというような関係です。このタイプの接続については、次の 「2 つのオブジェクト間を接続するには」で説明します。
メニュー項目からのその他の接続タイプについては、「メニュー項目を事前定義アクションに接続するには」、「メニュー項目を関数呼び出しに接続するには」、および 「メニュー項目を実行コード・アクションに接続するには」を参照してください。
その他の (アイテムヘルプやヘルプ・ボリュームへの) 接続は、「ヘルプ・メニューをアイテムヘルプに接続するには」と、「ヘルプ・メニューをヘルプ・ボリュームに接続するには」を参照してください。「モードなしメッセージを関数に接続するには」では、ダイアログ・ボックスを表示する関数に接続されるメッセージ・ダイアログ・ボックスについて説明します。
ソース・オブジェクトとターゲット・オブジェクトを選択します。
「ドラッグ・リンキング」 による方法
[Control] キーを押したまま、マウス・カーソルを目的のソース・オブジェクト上に置き、マウス・ボタン 1 を押して、カーソルを目的のターゲット・オブジェクトまでドラッグしてマウス・ボタンを離します。
この方法は、インタフェースまたは [モジュール・ブラウザ] (あるいは、インタフェースおよび [モジュール・ブラウザ] 間) で実行できます。ブラウザの詳細は、「モジュール・ブラウザ」を参照してください。
マウスの動きに合わせて、末端に「プラグ」のついた線がソースから伸びます。ターゲット・オブジェクトは、濃いボックスで強調表示されます。ターゲット・オブジェクト上でマウス・ボタンを離すと、接続エディタが表示され、ソース・オブジェクトとターゲット・オブジェクトが選択されます。
これは、アクションをターゲット・オブジェクト上で実行させるソース・オブジェクト上のアクションです。選択肢は、ソース・オブジェクトの型によって変わります。
[アクション・タイプ] メニューから、ターゲット上で実行するアクションを選択します。
ターゲット・アクションのタイプが異なると、ユーザが要求される次のアクションも異なります。
事前定義 - 2 番目のオプション・メニューからアクションを選択します。
関数呼び出し - [関数] テキスト・フィールドに関数名を入力します。「生成されたコードへのユーザ・コードの追加」で説明するように、関数呼び出しのコードも記述しなければなりません。
実行コード - [実行コード・エディタ] で実行するコードを入力し、エディタで [了解]をクリックします。
[接続] をクリックして接続します。
[取消し] をクリックして、接続エディタを終了します。
「メニューを作成するには」と 「既存メニューをオブジェクトに接続するには」に従って、メニューを作成しオブジェクトに接続した後、各メニューの各項目に、意味のあるアクションを接続する必要があります。ターゲット・アクションの選択肢は、[事前定義]、[関数呼び出し]、[実行コード]、[アイテムヘルプの起動]、および [ヘルプ・ボリュームへのアクセス] です。
最初の 3 種類のアクションに対してメニュー項目を接続する方法は次のとおりです。ヘルプの接続方法については、「ヘルプ・メニューをアイテムヘルプに接続するには」と 「ヘルプ・メニューをヘルプ・ボリュームに接続するには」を参照してください。
この節では、[事前定義] ターゲット・アクションだけを説明します。これ以外の接続については、「メニュー項目を関数呼び出しに接続するには」と 「メニュー項目を実行コード・アクションに接続するには」を参照してください。
接続エディタを表示します。
属性エディタの一番下にある [接続] をクリックするか、アプリケーション・ビルダの主ウィンドウの [エディタ] メニューから [接続] を選択します。
[ソース] メニューから、[メニュー項目] を選択します。
現在のプロジェクトのすべてのメニュー項目がリストされます。
[ソース] メニューの下にあるリストから、メニュー項目を選択します。
この項目が、接続元になります。
[アクション・タイプ] メニューから、ターゲット・アクションのタイプとして [事前定義] を選択します。
[ターゲット] メニューがアクティブになります。
[ターゲット] メニューから、オブジェクトの該当する型を選択します。
これは、アクションがソース・メニュー項目上で実行される時にその対象となるオブジェクトの型です。
[ターゲット] 項目のリストから、オブジェクトを選択します。
これは、アクションがソース・メニュー項目上で実行される時にその対象となる特定のオブジェクトです。
[ソース] メニュー項目の [いつ] アクションを選択します。
選択肢は、[起動]、[作成]、および [破棄] です。
[アクション・タイプ] の右側にあるオプション・メニューから、ターゲット・アクションを選択します。
選択肢は、ターゲットの型によって変わります。
[接続] をクリックして接続します。
接続エディタの一番下にある [表示] リストに、接続が表示されます。
[取消し] をクリックして、接続エディタを終了します。
指定したターゲット・アクションは、[いつ] アクションがメニュー項目上で実行されると、コンパイル済みアプリケーションで実行されます。
ソースの [いつ] 設定とターゲット・アクションに依存して、テスト・モードで接続をテストできる場合があります。その方法については、「モジュールのメニューをテストするには」を参照してください。
この節では、[関数呼び出し] のターゲット・アクションだけを説明します。これ以外の接続については、「メニュー項目を事前定義アクションに接続するには」と 「メニュー項目を実行コード・アクションに接続するには」を参照してください。
接続エディタを表示します。
属性エディタの一番下にある [接続] をクリックするか、アプリケーション・ビルダの主ウィンドウの [エディタ] メニューから [接続] を選択します。
[ソース] メニューから、[メニュー項目] を選択します。
現在のプロジェクトのすべてのメニュー項目がリストされます。
[ソース] メニューの下にあるリストから、メニュー項目を選択します。
この項目が、接続元になります。
[アクション・タイプ] メニューから、ターゲット・アクションのタイプとして [関数呼び出し] を選択します。
[関数呼び出し] テキスト・フィールドがアクティブになります。
[関数呼び出し] テキスト・フィールドに、呼び出す関数名を入力します。
これは、[いつ] アクションがソース・メニュー項目上で実行される時に呼び出される関数です。ユーザ・コードを生成コードに組み込む方法については、「生成されたコードへのユーザ・コードの追加」を参照してください。
[ソース] メニュー項目の [いつ] アクションを選択します。
選択肢は、[起動]、[作成]、および [破棄] です。
[接続] をクリックして接続します。
接続エディタの一番下にある [表示] リストに、接続が表示されます。
[取消し] をクリックして、接続エディタを終了します。
この節では、実行コード・ターゲット・アクションだけを説明します。これ以外の接続については、「メニュー項目を事前定義アクションに接続するには」と 「メニュー項目を関数呼び出しに接続するには」を参照してください。
接続エディタを表示します。
属性エディタの一番下にある [接続] をクリックするか、アプリケーション・ビルダの主ウィンドウの [エディタ] メニューから [接続] を選択します。
[ソース] メニューから、[メニュー項目] を選択します。
現在のプロジェクトのすべてのメニュー項目がリストされます。
[ソース] メニューの下にあるリストから、メニュー項目を選択します。
この項目が、接続元になります。
[ソース] メニュー項目の [いつ] アクションを選択します。
選択肢は、[起動]、[作成]、および [破棄] です。
[アクション・タイプ] メニューから、ターゲット・アクションのタイプとして [実行コード] を選択します。
[実行コード・エディタ] が表示されます。
[実行コード・エディタ] で、実行するコードを入力します。
[実行コード・エディタ] が表示されます。エディタでコードを入力します。ユーザ・コードを生成コードに組み込む方法については、「生成されたコードへのユーザ・コードの追加」を参照してください。
[実行コード・エディタ] で [了解] をクリックして変更内容を適用し、エディタを終了します。
接続エディタで [接続] をクリックして接続します。
接続エディタの一番下にある [表示] リストに、接続が表示されます。
[取消し] をクリックして、接続エディタを終了します。
[いつ] アクションがメニュー項目上で実行されると、コンパイル済みアプリケーションでそのコードが実行されます。
接続を一度作成すると、その接続を選択して変更したり、新規接続として保存することにより、接続の変更、削除、または新規接続を作成できます。
アプリケーション・ビルダの主ウィンドウの [エディタ] メニューから [接続] を選択します。
接続エディタが表示されます。
接続エディタの一番下にある [表示] メニューから、表示する接続を持つソース・オブジェクトの型を選択します。
たとえば、ソース・オブジェクトとしてボタンを持つ接続を編集する場合は、[表示]メニューから [ボタン] を選択します。ソース・オブジェクトとしてボタンを持つ現在のプロジェクトにあるすべての接続が、[表示] リストに表示されます。
特定のソース・オブジェクトのすべての接続を表示する場合は、[表示] メニューから [ソース・オブジェクト] を選択し、[ソース] メニューからそのオブジェクトを選択します。選択したオブジェクトのすべての接続が表示されます。
[表示] リストから、編集する接続を選択します。
エディタの一番上にある [ソース] および [ターゲット] リストに、ソースおよびターゲット・オブジェクトが選択されます。これらの [いつ] および [アクション・タイプ] の選択肢が表示されます。
接続を編集します。
選択した接続を削除するには、[削除] をクリックします。
選択した接続を変更するには、任意の選択肢 (ソース・オブジェクト、[いつ] アクション、ターゲット・オブジェクト、[アクション・タイプ]) を変更し、[変更] をクリックします。
選択した接続に類似した接続を追加するには、任意の選択肢を変更し、[接続] をクリックします。新規接続が作成されます。
[取消し] をクリックして、接続エディタを終了します。
インタフェース・オブジェクトのドラッグ&ドロップ動作を確立する場合は、[ドラッグ&ドロップ・エディタ] を使用します。操作方法については、「ドラッグ&ドロップ動作を確立するには」を参照してください。
ドラッグ&ドロップ動作を確立するオブジェクト (コントロール区画、カスタム・ダイアログ、描画領域区画、ラベル、またはメイン・ウィンドウ) の型を選択するオプション・メニュー
ドラッグ&ドロップ動作を確立する特定のオブジェクトを選択するスクロール・リスト
選択したオブジェクトに適合する操作 (コピー、移動、リンク) の型を指定するチェック・ボックス
カーソルのグラフィカル表示を含むグラフィック・ファイル名を入力するテキスト・フィールド。このフィールドは、選択したオブジェクトからドラッグするときに表示されます。
カーソル・マスクの下のカーソルの表示の形を決めるビットマップを含むグラフィック・ファイル名を入力するテキスト・フィールド。カーソル・マスクは型抜きのようなもので、マスクのピクセルに対応するカーソルのピクセルだけが表示されます。
ドラッグ操作の適合データ型として、[テキスト]、[ファイル名]、および [ユーザ定義] を指定するチェック・ボックス
ドラッグ操作を行えるようにする [関数呼び出し] 接続を作成するための接続エディタを表示するプッシュ・ボタン
選択したオブジェクトに適合する操作 (コピー、移動、リンク) の型を指定するチェック・ボックス
ドロップ操作の適合データ型として、[テキスト]、[ファイル名]、[ユーザ定義]、および [他のタイプ] を指定するチェック・ボックス
選択したオブジェクトの子が、適合ドロップ領域であるかどうかを指定するチェック・ボックス。このチェック・ボックスは、子オブジェクトが適合ドロップ領域として指定された場合にのみ有効です。
ドロップ操作を行えるようにする [関数呼び出し] 接続を作成するための接続エディタを表示するプッシュ・ボタン
アプリケーション・ビルダの主ウィンドウの [エディタ] メニューから [ドラッグ&ドロップ] を選択します。
[オブジェクト型] を選択します。
[オブジェクト] リストから、オブジェクトを選択します。
選択したオブジェクトからドラッグ操作を実行している時に特別なカーソルを表示するには、[カーソル・ファイル名] および [カーソル・マスク・ファイル名] フィールドにグラフィック・ファイル名を入力します。
ドラッグ操作に適合する [データ型] を選択します。
[接続のドラッグ] をクリックします。
接続エディタが表示されます。
接続エディタで、[いつ] アクションとして [ドラッグ元] を選択します。
接続エディタで、[アクション・タイプ] として [関数呼び出し] を選択します。
接続エディタの [関数] テキスト・フィールドに、呼び出す関数名を入力します。
これは、ドラッグ操作が実行される時に呼び出される関数名です。stubs.c を編集して、呼び出す関数を使用可能なものにしなければなりません。詳細は、「生成されたコードへのユーザ・コードの追加」を参照してください。
接続エディタで、[接続] をクリックします。
[取消し] をクリックして、接続エディタを終了します。
ドロップ操作に適合する [データ型] を選択します。
選択したオブジェクトの子へのドロップ操作を許可する場合は、[子にドロップ] をチェックします。
これは、選択したオブジェクトが、ドロップ領域として指定された子を持っている場合にのみ有効です。
[接続のドロップ] をクリックして、接続エディタを表示します。
接続エディタで、[いつ] アクションとして [ドロップ先] を選択します。
接続エディタで、[アクション・タイプ] として [関数呼び出し] を選択します。
接続エディタの [関数] テキスト・フィールドに、呼び出す関数名を入力します。
これは、ドロップ操作が実行される時に呼び出される関数名です。stubs.c を編集して、呼び出す関数を使用可能なものにしなければなりません。詳細は、「生成されたコードへのユーザ・コードの追加」を参照してください。
接続エディタで、[接続] をクリックします。
[取消し] をクリックして、接続エディタを終了します。
[ドラッグ&ドロップ・エディタ] で、[了解] か [適用] をクリックして、変更内容を適用します。
[了解] をクリックすると、[ドラッグ&ドロップ・エディタ] が終了します。
国際化対応、リソース・ファイル属性、セッション管理、ToolTalk メッセージ処理などのアプリケーションの基本機能を設定するには、[アプリケーション・フレームワーク・エディタ] を使用します。操作方法については、「アプリケーション・フレームワーク動作を確立するには」を参照してください。
任意の文字列を入力するテキスト・フィールド。入力した文字列はソース・コードに格納されます。ToolTalk を初期化する呼び出しで使用されます (ToolTalk が使用可能な場合)。
任意の文字列を入力するテキスト・フィールド。入力した文字列はソース・コードに格納されます。ToolTalk を初期化する呼び出しで使用されます。
展開されるアプリケーションの主メイン・ウィンドウを指定するオプション・メニュー。アプリケーションには 1 つ以上のメイン・ウィンドウがありますが、主ウィンドウは 1 つだけです。通常、アプリケーションを開いた時に最初に表示されるウィンドウが主ウィンドウです。デフォルトでは、新規プロジェクトでワークスペース上にドロップされる最初のメイン・ウィンドウが主ウィンドウになります。
国際化を使用するかどうかを指定するチェック・ボックス。指定されている場合は、プロジェクトの生成コードにおける XPG4 準拠の国際化対応を行えます。catgets(3C) のコールによって、[module]_ui.c ファイルにオブジェクトのすべてのラベルと文字列が生成され格納されます。catgets(3C) は、ローカライズされた文字列を実行時に取り出すのに使用されます。国際化を使用するのに設定された場合、dtcodegen は、生成された catgets(3C) のコールへマップするメッセージ・カタログ ([project].msg) を自動的に生成および管理します。
[module]_ui.c ファイルに直接書き込む (デフォルト) 代わりに、リソース・ファイルの 1 つに記述する必要があるオブジェクト属性 (Xt のリソースにマップする) のカテゴリを指定するチェック・ボックス。(直接コードにではなく) リソース・ファイルに指定する任意の属性 (リソース) は、アプリケーションを再コンパイルせずに変更できます。属性カテゴリは次のとおりです。
カラー: バックグラウンド、フォアグラウンド
ラベル文字列: ラベル文字列、タイトル
初期値: 初期値
ジオメトリ: X 座標、Y 座標、幅、高さ、すべてのアタッチメント属性
その他の文字列
その他
セッション管理 ([なし]、[コマンド行]、[セッション・ファイル]、または [両方]) の方式を指定するオプション・メニューと、接続エディタを表示して、接続する 2 つのプッシュ・ボタン ([セッションの接続の保存] と [セッションの接続の復元]) です。
アプリケーションが属している ToolTalk デスクトップ・メッセージのアライアンス・プロトコルのレベルを指定するオプション・メニューと、接続エディタを表示するプッシュ・ボタン ([拡張 ToolTalk 接続]) です。ToolTalk デスクトップ・プロトコルは、実行中のアプリケーションにデスクトップ型のイベントまたは要求を伝達する事前定義 ToolTalk メッセージのセットです。アプリケーション・ビルダの ToolTalk に対するサポートは、次の 3 つのレベルで提供されます。
[なし]: ToolTalk デスクトップ・プロトコルに属していません。ToolTalk コードは生成されません。
[基本]: ToolTalk ライブラリは、事前に定義された方法および標準の方法で、カテゴリ 1 から 3 のデスクトップ・メッセージに応答します。コードは main() で作成されます。main() は ToolTalk を初期化し、これらのメッセージを処理するよう ToolTalk に通知する関数を呼び出します。このレベルでは、特別なアプリケーション・コードを記述する必要はありません。
[拡張機能]: ToolTalk ライブラリは、カテゴリ 1 および 2 のメッセージに応答しますが、アプリケーションは、カテゴリ 3 および 4 のメッセージを受け取ると、(コールバックを介して) 通知されます。
[拡張機能] を選択した場合は、接続エディタを使用して、アプリケーションに処理させるメッセージを識別しなければなりません。[拡張 ToolTalk 接続] ボタンをクリックすると、[ソース] オブジェクトの型としてのアプリケーションを伴って接続エディタが表示されます。[いつ] オプション・メニューに、[ToolTalk の実行コマンド]、[ToolTalk の状態取得]、[ToolTalkの一時停止/再開]、[ToolTalk の終了] の 4 種類の ToolTalk 選択肢がリストされます。ToolTalk 接続の唯一の有効なアクション・タイプは [関数呼び出し] です。コールバック関数は、ToolTalk メッセージを受け取ると呼び出されます。
このレベルでは、コードは [project].c:main() で生成されます。[project].c:main() は ToolTalk を初期化し、[接続エディタ] で定義するコールバックが、対応するメッセージを受け取ると呼び出されるように [デスクトップ・プロトコル] を設定します。ユーザ定義の各コールバックには、メッセージに応じてアプリケーションが行うことを記述した説明のコメントがあります。これらのコールバックは、[project].c でも生成されます。
アプリケーション・ビルダの主ウィンドウの [エディタ] メニューから [アプリケーション・フレームワーク] を選択して、エディタを表示します。
必要に応じて、[アプリケーション] セクションのテキスト・フィールドに、[ベンダ名] と [バージョン] 番号を入力します。
これらは、ToolTalk が使用可能な場合、ToolTalk を初期化する関数で使用されます。
国際化を選択すると、ローカライズされた文字列を実行時に適切に取り出す呼び出しで、オブジェクトのラベルと文字列を生成します。また、メッセージ・カタログの生成および管理も行います。
[生成コード] セクションで [リソース] ファイルに記述する属性を選択します。
選択したカテゴリは、モジュール・ファイルへ直接記述される代わりに、リソース・ファイルに記述されます。そのため、これらの属性は、アプリケーションを再コンパイルしなくても変更できます。
必要に応じて、[セッション管理] セクションで、[方法] ([なし]、[コマンド行]、[セッション・ファイル]、または [両方]) を選択します。
必要に応じて、[セッションの接続の保存] と [セッションの接続の復元] のどちらかまたは両方を選択して、接続エディタで接続します。
必要に応じて、[ToolTalk] セクションで、[デスクトップ・メッセージ処理] のレベル ([なし]、[基本]、または [拡張機能]) を選択します。
ToolTalk メッセージ処理の詳細は、「アプリケーション・フレームワーク動作の確立」を参照してください。
手順 8 で [拡張機能] を選択しなかった場合は、[了解] をクリックして変更内容を適用し、[アプリケーション・フレームワーク・エディタ] を終了します。
手順 8 で [拡張機能] を選択した場合は、[拡張 ToolTalk 接続] をクリックします。
[接続エディタ] の [いつ] メニューから、適切な ToolTalk 関数を選択します。
[アクション・タイプ] として、[関数呼び出し] を選択します。
呼び出される関数名を入力します。
これは、ToolTalk 操作の実行時に呼び出される関数名です。呼び出される関数を使用可能にするために、stubs.c を編集しなければなりません。詳細は、「生成されたコードへのユーザ・コードの追加」を参照してください。
[接続] をクリックして接続します。
[取消し] をクリックして、接続エディタを終了します。