デスクトップ・アプリケーション用のアイコンを設計するときには、使用可能なカラー・パレットと、カラーの動的マッピングに注意する必要があります。
デスクトップのアイコンは 22 色のパレットを使用します。
8 種類のグレー
8 色のカラー: 白、黒、赤、青、緑、シアン、マゼンタ、および黄色
5 種類のダイナミック・カラー: [フォアグラウンド]、[バックグラウンド]、[トップシャドウ]、[ボトムシャドウ]、[選択]
バックグラウンドが透けて見える透明な「カラー」
これらのカラーは、デスクトップ・アイコンを作成するための推奨ツールであるアイコン・エディタのデフォルトのカラーです (図 4-7 を参照)。このカラーのセットは、アイコンを作成するのに適切なパレットです。この限定されたパレットは、必要以上に多くのカラーを使わずに、アイコンの魅力とわかりやすさを最大限に高めるために選ばれました。
ここに示した以外のカラーを使用する場合、アイコンはカラー点滅効果を起こして、アイコンが読めなくなることがあります。アイコンの外観を確実に予想できるようにする最もいい方法は、デスクトップ・パレットの 22 色だけを使用することです。
推奨 |
ez: |
アイコンは 22 色のカラーだけを使用する。 |
ダイナミック・カラーの限定された役割を理解することは重要です。これらは、表示されたアイコン上のユーザ・インタフェース要素を表示するのに使用されるカラーを表します。ファイル・マネージャ内でアイコンを表示する場合に、バックグラウンド・カラーはファイル・マネージャが決定します。ユーザがスタイル・マネージャでカラー・パレットを変更した場合は、ユーザ・インタフェースのカラーもそれに応じて変化し、そこにアイコンを表示するバックグラウンド・カラーが変化します。
一般に、これらのカラーは大部分のアイコンでほとんど使用されません。これらが使用される方法としては、次の 2 つがあります。
アイコンが区切られた領域全体を覆っていない場合は、未使用の領域を透明カラーで塗りつぶします。
アイコンの下にシャドウを描くことができます。これはフロントパネル・スタイルのアイコンでのみ推奨されます。ファイル・マネージャのアイコンには使用しないようにします。詳細は、「フロントパネルのアイコン・スタイルのオプション」を参照してください。