この節では、「メタデバイスの状態データベース情報」ウィンドウを使用して、状態データベースの複製を表示および変更する方法について説明します。
システムには、状態データベースの複製が少なくとも 3 つ必要です。これらの複製を別のコントローラ上に置くことによって、システムのアキレス腱となる部分を解消してください。
状態データベースの複製の最大数は 50 です。この数は、ディスクセットの一部となる複製にも適用されます。
前提条件 (「DiskSuite オブジェクトを変更するための前提条件」) を満たし、予備情報 (「状態データベースの複製を変更するための予備情報」) を読んだことを確認する。
「メタデバイスの状態データベース情報」ウィンドウを表示する。
MetaDB オブジェクトをキャンバスにドラッグしてから、ダブルクリックします。「メタデバイスの状態データベース情報」ウィンドウが表示されます。
必要な情報をクリックまたは入力することによって、状態データベースの複製に希望の変更を行う。終了したら、「閉じる」をクリックする。
[変更を行なった場合] 変更内容を有効にするために、MetaDB オブジェクトを確定する。
コンフィグレーションログを表示して、MetaDB オブジェクトが確定されたことを確認する。
表 4-1「メタデバイスの状態データベース情報」ウィンドウの領域に関連付けられた機能を、表 4-1 に示します。
表 4-1 「メタデバイスの状態データベース情報」ウィンドウの機能
フィールド |
機能 |
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状態 |
メタデバイスの状態データベースの状態を説明します。これらの値については、「状態データベースの複製の状態のチェック方法 (DiskSuite ツール)」を参照してください。 |
複製の操作領域 |
この領域では次の情報を表示し、操作を行うことができます。
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