Solstice DiskSuite 4.2.1 ユーザーズガイド

SunNet Manager と DiskSuite の統合

DiskSuite と SunNet Manager を連携することによって使いやすい構成にできます。DiskSuite には、システムコンソールログを監視するデーモンを介して非同期 SNMP トラップを使用することにより、ドライバメッセージを転送する機能があります。これにより、SunNet Manager のコンソールは、障害やエラーなどのメッセージを検出できます。SunNet Manager の内部で DiskSuite メッセージを受信すると、DiskSuite ツールを起動できます。

SunNet Manager の詳細は、『Site/SunNet/Domain Manager Administration Guide』を参照してください。

SunNet Manager を有効にして DiskSuite ツールを起動する方法 (SunNet Manager)

SunNet Manager は、DiskSuite のコンソールメッセージを自動的に受信します。SunNet Manager を有効にして DiskSuite ツールを起動するには、次の手順に従ってください。

  1. SunNet Manager を実行した状態で、「ファイル」メニューから「ファイルに保存」を選択し、さらに「ファイル」メニューから「終了」を選択する。

  2. /opt/SUNWconn/snm/struct/elements.schema ファイルを編集して、elementCommand 構造をサーバーに合わせて変更する。

    エントリは、次のようになります。


    instance elementCommand (
     
    ...
     
    (component.sun-server "DiskSuite Tool..."
    "/usr/sbin/metatool")
     
    ...

    このエントリを「コンポーネント」カテゴリに追加します。

  3. -i オプションを付けて SunNet Manager を再起動する。

    -i オプションは、変更された elements.schema ファイルを読み取り、SunNet Manager データベースを初期化し直します。

SunNet Manager から DiskSuite ツールを起動する方法 (SunNet Manager)

この作業は、SunNet Manager から DiskSuite ツールを起動するために使用します。なお、「SunNet Manager を有効にして DiskSuite ツールを起動する方法 (SunNet Manager)」の手順に従っているものと想定します。

  1. SunNet Manager キャンバスの内部で、(DiskSuite をインストールした) ホストオブジェクトを選択する。

  2. ホストのポップアップメニューを表示し、「ツール」を選択する。

  3. 「ツール」メニューから「DiskSuite Tool...」を選択する。

    選択されたホスト用の DiskSuite ツールが表示されます。