DiskSuite とストレージマネージャを連携することによって使いやすい構成にできます。ストレージマネージャのアプリケーションには、ディスクマネージャとファイルシステムマネージャという 2 つのツールが組み込まれています。これらのツールを使用すれば、サーバーのディスク構成とファイルシステムを管理できます。たとえば、DiskSuite ツール内にメタデバイスを作成し、ファイルシステムマネージャにドラッグして、メタデバイス上に UFS ファイルシステムを作成することができます。
DiskSuite ツールの「ツール」メニューからストレージマネージャを起動できるよう、DiskSuite を設定できます。
ストレージマネージャの詳細は、付録 A 「ストレージマネージャの使用法」を参照してください。
この作業では、ストレージマネージャのパッケージがインストールされているものと想定しています。詳細は、『Solstice DiskSuite 4.2.1 ご使用にあたって』を参照してください。
DiskSuite を有効にしてストレージマネージャのツールを起動することは、/usr/lib/lvm/metatool-toolsmenu ファイルの設定を伴います。詳細は、metatool-toolsmenu(4) のマニュアルページを参照してください。
提供される metatool-toolsmenu ファイルでは、ファイルシステムマネージャとディスクマネージャを使用するよう、すでに 2 つの行が設定されています。この 2 つの行のコメントを解除 (先頭の # 記号を除去) して、ファイルを保存します。
次に metatool-toolsmenu ファイルの例を示します。このファイルには、DiskSuite ツールからファイルシステムマネージャとディスクマネージャを起動できるようにするための 2 つのエントリがあります。
# # metatool `Tools' menu registry file... # # Entries are of the form: # # :0:<name>:<command>: # # 0 is a format specifier. `0' is the only valid specifier for metatool. # # <name> becomes a menu item1.5 in the Metadevice Editor and # DiskView Tools menu # <command> is passed to system() when item is chosen from the menu. # # ':' is a field delimiter, one of: `+' `|' `:' `^' # # sample entries: +0+File System Manager...+/opt/SUNWadm/2.2/bin/stomgr -F+ :0:Disk Manager...:/opt/SUNWadm/2.2/bin/stomgr -D: # # |
この作業では、前の作業の説明に従って、metatool-toolsmenu ファイルが設定されているものと想定します。