前提条件 (「DiskSuite オブジェクトを作成するための前提条件」) を満たし、予備情報 (「RAID5 メタデバイスを作成するための予備情報」) を読んでいることを確認する。
RAID5 テンプレートをクリックする。
キャンバスには、未割り当てで未確定の RAID5 オブジェクトが表示されます。メタデバイス名は自動的に割り当てられます。
[オプション] デフォルトのメタデバイス名を変更する。
[オプション] 飛び越し値をデフォルトの 16K バイトから変更する。
オブジェクトのポップアップメニューから「情報」を選択する。
RAID5 メタデバイス用の「RAID 情報」ウィンドウが表示されます。
飛び越し値を変更する。「カスタマイズ」をクリックし、その横にあるフィールドに新しい値を入力する。
単位には、K バイト、M バイト、またはセクターを指定できます。この横のプルダウンメニューから、任意の単位を選択してください。「接続」をクリックして値を設定し、「閉じる」をクリックします。
飛び越し値の設定については、『Solstice DiskSuite 4.2.1 リファレンス』を参照してください。
スライスをクリックして「スライスブラウザ」ウィンドウを開く。
スライスを選択し、RAID5 オブジェクトの先頭にドラッグする。
複数のスライスを選択するには、Control キーを押しながらクリックします。少なくとも 3 つのスライスが必要です。
RAID5 オブジェクトの先頭の矩形をクリックし、「確定」をクリックする。
DiskSuite は、RAID5 メタデバイスの初期化を開始します。
コンフィグレーションログを表示して、RAID5 メタデバイスが確定されたことを確認する。
初期化が終了したら、RAID5 メタデバイスを使用できます。
この例では、RAID5 メタデバイスを示します。このメタデバイスは 3 つの 510.23 M バイトスライスから構成されますが、表示されたサイズは 1020.12 M バイトであることに注目してください (1 スライス分の記憶容量がパリティに使用されます)。
新しく作成された RAID5 メタデバイスをファイルシステム用に準備するには、「メタデバイス上にファイルシステムを作成する方法 (ファイルシステムマネージャ)」を参照してください。データベースなど、raw メタデバイスを使用するアプリケーションには、メタデバイスを認識する独自の方法が必要です。
ホットスペア集合と RAID5 メタデバイスを関連付けるには、「ホットスペア集合を関連付ける方法 (DiskSuite ツール)」を参照してください。