Solstice DiskSuite 4.2.1 ユーザーズガイド

RAID5 メタデバイスの作成方法 (コマンド行)

「DiskSuite オブジェクトを作成するための前提条件」の前提条件と 「RAID5 メタデバイスを作成するための予備情報」の予備情報をチェックしてから、metainit(1M) コマンドを使用して、RAID5 メタデバイスを作成します。詳細については、metainit(1M) のマニュアルページを参照してください。

例 - 3 つのスライスから構成される RAID5 メタデバイスの作成


# metainit d45 -r c2t3d0s2 c3t0d0s2 c4t0d0s2
d45: RAID is setup

RAID5 メタデバイスである d45 は、3 つのスライスから -r オプションで作成されます。飛び越しが指定されていないため、d45 はデフォルトの 16K バイトを使用します。システムは、RAID5 メタデバイスが設定されたことを確認し、メタデバイスの初期化を開始します。


注 -

初期化が終了したら、RAID5 メタデバイスを使用できます。


次の作業

新しく作成された RAID5 メタデバイスをファイルシステム用に準備するには、「メタデバイス上にファイルシステムを作成する方法 (コマンド行)」を参照してください。データベースなど、raw メタデバイスを使用するアプリケーションには、メタデバイスを認識する独自の方法が必要です。

ホットスペア集合と RAID5 メタデバイスを関連付けるには、「ホットスペア集合を関連付ける方法 (コマンド行)」を参照してください。