「DiskSuite オブジェクトを除去するための前提条件」の前提条件と 「トランスメタデバイスを除去するための予備情報」の予備情報をチェックしてから、metaclear(1M) コマンドを使用して、トランスメタデバイスを除去します。詳細は、metaclear(1M) のマニュアルページを参照してください。
# umount /abcfs # metaclear d64 (/etc/vfstab ファイルを編集する) # fsck /dev/rdsk/c0t2d0s6 ... FILE SYSTEM STATE IN SUPERBLOCK IS WRONG; FIX? y ... # mount /abcfs |
この例では、/abcfs ファイルシステムから UFS ロギングを除去し、トランスメタデバイス d64 を使用します。マスターデバイスの配下のスライスは、/dev/dsk/c0t2d0s6 です。トランスメタデバイスが除去されると、マスターデバイスに関連する情報は、デバイスを除去する前にログから元に戻されます。/etc/vfstab ファイルに含まれるファイルシステム用のエントリは、トランスメタデバイス用のメタデバイス名の代わりに、ファイルシステムを含むブロックデバイスと raw デバイスを参照するように変更しなければなりません。ファイルシステムはもうロギングデバイスではないため、マウントする前に fsck(1M) コマンドが実行されます。FIX? プロンプトに対して y と応答すると、ファイルシステムが配下のスライスにマウントされます。