この作業は、ルート (/)、/usr、swap など、マウント解除できないファイルシステムから UFS ロギングを除去するために使用します。
前提条件 (「DiskSuite オブジェクトを除去するための前提条件」) を満たし、予備情報 (「トランスメタデバイスを除去するための予備情報」) を読んでいることを確認する。
メタデバイスの最新のバックアップがあることを確認する。
オブジェクトリストから、トランスメタデバイスオブジェクトをダブルクリックする。
オブジェクトがキャンバスに表示されます。
ロギングデバイスを、トランスメタデバイスオブジェクトからキャンバスにドラッグする。
オブジェクトの状態は、「ログの切断 (予定設定済み)」に変化します。
トランスメタデバイスオブジェクトの先頭の矩形内部をクリックしてから、「確定」をクリックする。
ダイアログボックスが表示され、トランスメタデバイスがマウント解除された後、または次のリブートの後で、ロギングデバイスが切断されるという警告が出されます。「確定」をクリックします。
トランスメタデバイスの状態が「ログの切断 (進行中)」に変化します。
/etc/vfstab ファイルにファイルシステムのエントリが存在し、そのファイルシステムが現在マウントされている場合、DiskSuite ツールはこれを自動的に更新して、トランスメタデバイス名の代わりにスライス名を使用するようにします。
リブートする。
ファイルシステムがチェックされていることを示すメッセージが表示されます。
... The /usr file system (/dev/md/rdsk/d0) is being checked. /dev/md/rdsk/d0: 11576 files, 198318 used, 42081 free /dev/md/rdsk/d0: (737 frags, 5168 blocks, 0.3% fragmentation) ... |
/etc/vfstab ファイルを編集して、トランスメタデバイスを除去する。
ファイルシステムが、トランスメタデバイスではなく、ファイルシステムを含むブロックデバイスと raw デバイスを参照するよう、ファイルシステムのエントリを変更します。
リブートする。
このリブートによって、システムは、ファイルシステムがトランスメタデバイスではなく、すでにその配下のスライスにマウントされていることを認識できます。
トランスメタデバイスを削除する。
確認ダイアログボックスの「削除」ボタンをクリックする。
コンフィグレーションログを表示して、トランスメタデバイスオブジェクトが削除されたことを確認する。