以下に、現在使用している主ネットワークに対して AP を構成するときの標準例を示します。この例では、eng5 という名前の Sun Enterprise サーバーが mether0 上に主ネットワークインタフェースを持ち、qfe0 と hme2 で構成されるメタネットワークインタフェースを設定するものとします。どのネットワークインタフェースでメタネットワークを構成すればよいのか分からない場合は、snoop -d を使用して、同じサブネット上に存在する構成済みのネットワークを調べます。
以下の手順では、マシンの再起動が必要になります。マシンを再起動できない場合、以下の手順は行わないでください。
IPv6: すべての例で、hostname.xxxx は hostname6.xxxx に置き換えてください。
主ネットワークインタフェースが qfe0 であることを確認します。
# cat /etc/nodename eng5 # cat /etc/hostname.qfe0 eng5
新しいネットワークパスグループを作成し、変更内容を確定します。
# apnet -c -a qfe0 -a hme2 # apdb -C
AP データベース内の確定済みネットワークエントリを表示して、新しいパスグループを確認します。
# apconfig -N メタネットワーク: mether0 物理デバイス: qfe0 A hme2
hostname.xxxx は、ネットワークが起動時に自動的に構成されるように名前を変更します。
# mv /etc/hostname.qfe0 /etc/hostname.mether0
マシンを再起動して物理ネットワークインタフェースを停止し、メタネットワークインタフェースを起動します。
以下の手順では、マシンの再起動が必要になります。マシンを再起動できない場合、以下の手順は行わないでください。
IPv6: すべての例で、hostname.xxxx は hostname6.xxxx に置き換えてください。
主ネットワークインタフェース名を確認します (この例では mether0)
# cat /etc/nodename eng5 # cat /etc/hostname.mether0 eng5
メタネットワークインタフェースの構成ファイルの名前を変更します。
# mv /etc/hostname.mether0 /etc/hostname.qfe0
再起動します。
# apnet -d mether0 # apdb -C # apconfig -N #
以下の手順では、マシンの再起動が必要になります。マシンを再起動できない場合、以下の手順は行わないでください。
IPv6: すべての例で、hostname.xxxx は hostname6.xxxx に置き換えてください。
主ネットワークインタフェース名を確認します (この例では mether0)
# cat /etc/nodename eng5 # cat /etc/hostname.mether0 eng5
hostname.xxxx は、ネットワークが起動時に自動的に構成されるように名前を変更します。
# mv /etc/hostname.mether0 /etc/hostname.qfe0
再起動します。
以下の手順では、マシンの再起動が必要になります。マシンを再起動できない場合、以下の手順は行わないでください。
IPv6: すべての例で、hostname.xxxx は hostname6.xxxx に置き換えてください。