WBEM (Web-based Enterprise Management) には、さまざまなプラットフォームにおけるシステム、ネットワーク、デバイスの Web ベースでの管理の標準規格が含まれています。この標準化により、システム管理者は、デスクトップ、デバイス、およびネットワークの管理を行うことができます。
Solaris 8 10/00 Update リリースでの更新事項の概要
「Solaris スキーマ」の章が更新され、次の情報が含まれるようになりました。
Solaris_CIMOM1.0.mof ファイルの記述。このファイルには、CIM Object Manager が使用するすべてのシステムプロパティの記述が含まれています。
Solaris_Device1.0.mof ファイルが更新され、新しい Solaris_Printer とその他の印刷定義クラス、および Solaris_TimeZone クラスの記述が含まれるようになりました。
詳細は、「Solaris スキーマ」の章を参照してください。
Solaris 8 1/01 Update リリースでの更新事項の概要
「CIM Object Manager」の章が次のように更新されました。
init.wbem コマンドの記述が更新されました。このコマンドは、CIM Object Manager だけでなく Solaris Management Console (SMC) サーバーも起動できるようになりました。
CIM Object Manager のレポジトリの更新方法を記述するセクションが追加されました。
「セキュリティの管理」の章が更新され、役割によるアクセス制御 (RBAC) 実行のための Solaris Management Console (SMC) について記述されました。
「システムのロギング」の章が次のように更新されました。
wbemlogviewer アプリケーションが Solaris Management Console (SMC) ログビューアに置き換えられました。
wbemlogviewer
「Solaris スキーマ」の章が次のように更新されました。
Solaris_SerialPortSetting クラスが、Solaris_Core1.0.mof ファイルから Solaris_Device1.0.mof ファイルへ移動されました。
Solaris_Application1.0.mof ファイルの記述が更新され、Package Status のパッケージ属性が削除されました。1 つのパッチ属性 Packages が追加されました。
Solaris_System1.0.mof ファイルについての記述が更新され、このファイルで定義されたクラスの完全なリストが追加されました。
新しい Solaris_Network1.0.mof ファイルについての記述が追加されました。
新しい Solaris_Users1.0.mof ファイルについての記述が追加されました。