プロファイル、rules、および custom_probes ファイルを使用するには、これらのファイルの設定が正しいかどうかを check スクリプトを実行して検査する必要があります。すべてのプロファイル、ルール、およびプローブ関数と比較関数が正しく設定されている場合は、rules.ok ファイルと custom_probes.ok ファイルが作成されます。表 25–1 は、check スクリプトの実行内容を説明しています。
表 25–1 check スクリプトを使用した場合の動作
check スクリプトが JumpStart ディレクトリにあることを確認します。
check スクリプトは、Solaris 8 DVD または Solaris 8 SOFTWARE 1 of 2 CD の Solaris_8/Misc/jumpstart_sample ディレクトリにあります。
check スクリプトを実行して、rules ファイルおよび custom_probes ファイルの妥当性を検査します。
$ ./check [[-p path -r file_name]] |
使用しているシステムの check スクリプトではなく、プラットフォームの Solaris 8 ソフトウェアイメージの check スクリプトを使用して、custom_probes ファイルを妥当性検査します。path は、ローカルディスクか 、あるいはマウントされた Solaris 8 DVD または Solaris 8 SOFTWARE 1 of 2 CD 上のイメージです。 Solaris ソフトウェアの旧バージョンが動作しているシステムでは、最新バージョンの check スクリプトを実行するためにこのオプションを使用します。 |
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custom_probes 以外のファイル名を指定します。-r オプションを使用することで、一連の関数を custom_probes ファイル内にまとめる前にそれらの妥当性検査を実施できます。 |
check スクリプトを実行すると、rules ファイルおよび custom_probes ファイルと各プロファイルの妥当性が表示されます。エラーが検出されないと、“The custom JumpStart configuration is ok”と表示され、JumpStart ディレクトリ内に rules.ok ファイルと custom_probes.ok ファイルが作成されます。
実行可能な場合は、手順 5 へ進みます。
実行可能でない場合は、次のコマンドを入力します。
chmod +x custom_probes
root が custom_probes.ok ファイルを所有し、そのアクセス権が 644 に設定されていることを確認してください。