他のシステムのアプリケーションを起動するコマンド行の使い方には、次の 2 つの方法があります。
rlogin を使用する
remsh を使用する
rlogin を使用して、端末エミュレータを別の (リモート) システムにログインします。次にコマンドを実行して、そのシステムのアプリケーションを起動します。
次のように rlogin コマンドを使用して、アプリケーションがあるシステムにログインします。
rlogin remote_system_name
たとえば、次のように入力します。
rlogin systemA
コマンドを入力して、アプリケーションを起動します。元の自分のディスプレイにウィンドウを表示するには、-display オプションを使用します。
たとえば、自分のシステムのディスプレイ名が MySystem:0 の場合は、次のように入力します。
/usr/bin/X11/xload -label systemA -display MySystem:0
remsh とは「リモート・シェル」を意味します。コマンドを実行する前にログインする必要がないので、一度の作業でアプリケーションを実行できます。
次のようにコマンドを入力します。
remsh remote_system_name -n command
元の自分のディスプレイにウィンドウを表示するには、-display オプションを使用します。
たとえば、次のように入力します。
remsh systemA -n /usr/bin/X11/xload -display MySystem:0