この節では SunOS 4.x と Solaris 2.6 環境で文書ツールを使用する際の主な違いを説明します。
Solaris 2.6 環境は、PostScript フィルタセットとデバイスに依存しないフォントを備えています。しかし、SunOS 5.6 は SunOS 4.x TranScript フィルタの大部分と同等の機能を備えています。ただし、SunOS 5.6 システムでは、TEX フィルタや pscat (C/A/T) フィルタ、ラスタイメージフィルタはありません。
Solaris 2.6 環境には、デバイスに依存しない troff があります。SunOS 4.x の troff 入力ファイルは、Solaris 2.6 の troff で使用できますが、 troff のデフォルト出力はプリンタではなく、標準出力に出力されます。したがって、 troff 出力をプリンタへ送るときには、プリンタを指定しなければなりません