Solaris 2.6 では、インストール中にシステムのブートデバイスを変更できるようになりました。システムのブートデバイスとは、ルートファイルシステムがインストールされているディスクスライスのことで、インストールされるシステムはこのディスクスライスからブートします。
また、SPARC 版の新しいインストールプログラムでは、ブートデバイスの変更後にシステムの EEPROM を更新できるので、このデバイスから自動的にシステムをブートできるようになりました。以前のリリースでは、インストールの途中でシステムのブートデバイスを変更すると、次に自動的に新しいデバイスからブートするときは手動で EEPROM を変更する必要がありました。
この新機能は、対話式の Solaris インストールプログラムとカスタム JumpStart の boot_device プロファイルキーワードから利用できます。
詳細については、『Solaris のインストール (上級編)』を参照してください。