Solaris オペレーティング環境は、4.4 BSD によって実装された、事実上の標準である経路制御ソケットインタフェースに準拠しています。このインタフェースによって、経路制御プロトコルの実装部分とカーネルとの間でサブネットマスク情報を共有することができます。また、CIDR 対応の経路制御プロトコルを実装する場合にも、このインタフェースを使用することができます。
Solaris にこれらのプロトコルを実装する経路制御デーモンは付属しませんが、TCP/IP の管理者は Merit GateD Consortium (http://www.gated.org/) で、Gated についての情報を参照することをお勧めします。Gated は、ここで紹介した経路制御プロトコルやその他の経路制御プロトコルを実装したり経路制御ソケットインタフェースを使用したりするプログラムです。