Solaris デバイスドライバ : |
sbpro |
デバイスタイプ : |
オーディオ |
アダプタ : |
Creative Labs Sound Blaster 16, Sound Blaster AWE32, Sound Blaster Vibra 16 |
バスタイプ : |
ISA |
Solaris の sbpro ドライバがサポートしている機能とインタフェースについては、audio(7D) および sbpro(7D) のマニュアルページを参照してください。
Solaris の aic ドライバは、SCSI-2 インタフェースを搭載した Sound Blaster 16 をサポートしています。SCSI コントローラの構成情報については、デバイス参照情報ページの「Creative Labs Sound Blaster 16 SCSI-2インタフェース」を参照してください。
SCSI サブシステムを搭載した Sound Blaster 16 カードのオーディオサブシステムには、SCSI サブシステムとは異なる入出力ポートアドレスと IRQ が必要です。
出力音量はソフトウェアで制御します。カード背面の音量つまみは、最大の設定にしてください。そうしないと、音が聞き取れないことがあります。
マイク入力はモノラルとして処理されます。ただし、Sound Blaster カードのすべてのジャックはステレオになっています。マイクのプラグがモノラルの場合は、アダプタを使用してステレオを変換してください。
カードがプラグ & プレイをサポートしている場合、デバイスの資源は自動的に構成されます。プラグ & プレイをサポートしないデバイスについては、次のように設定してください。
デフォルト値は、強調表示されています。
o IRQ レベル : |
2, 5, 7, 10 |
o 入出力アドレス : |
0x220, 0x240, 0x260, 0x280 |
o 8 ビット DMA チャネル : |
0, 1, 3 |
o 16 ビット DMA チャネル : |
5, 6, 7 |
Sound Blaster カードが、システムの他のカードと同じ IRQ 設定を共有することはできません。 IRQ の衝突は、LPT1 パラレルポートやネットワークカードとの間でよくみられます。
デバイスがプラグ & プレイ対応ではなく、ジャンパによる IRQ 設定が他のデバイスと衝突している場合は、Sound Blaster カードの IRQ を「有効な設定値」に示す値に変更してください。
プラグ & プレイ対応ではない Sound Blaster 16、Sound Blaster Vibra 16 および Sound Blaster AWE32 カードは、すべて Sound Blaster 16 カードとして認識されます。
Sound Blaster カードにデフォルトの入出力ポートアドレス (0x220) が設定されているシステムで、ISA 版の IBM トークンリングやその互換アダプタを使用することはできません。可能であれば、Sound Blaster カードのポートアドレスを 0x240 に変更してください。変更できない場合、システムから Sound Blaster カードを取り外してください。
Sound Blaster 16 カードに SCSI コントローラが搭載されている場合は、SCSI インタフェースではなく、オーディオインタフェースのジャンパ設定をしておいてください。
Sound Blaster 16 カードの SCSI インタフェースを使用するには、ジャンパを使用して SCSI 入出力アドレスを設定しなければならないことがあります。
Sound Blaster 16 の SCSI-2 ジャンパの設定については、「Creative Labs Sound Blaster 16 SCSI-2 インタフェース」デバイス参照情報ページを参照してください。設定変更をしたときは、必ずその内容を記録に残してください。