ユーザーを追加するなどのほとんどの管理作業では、まず、root (UID=0) でログインする必要があります。root アカウントは、システムを変更したり、緊急時にユーザーファイルの保護を無効にしたりできるので、スーパーユーザーアカウントとしても知られています。
スーパーユーザーアカウントは、むやみにシステムを変更しないために、管理作業を実行するためだけに使用してください。
root としてシステムにログインすることも、su コマンドを使用してスーパーユーザーアカウントに変更することも可能です。
次のいずれかの方法で、スーパーユーザーになります。両方とも、root のパスワードを知っておく必要があります。
su コマンドを使用して、スーパーユーザーに変更する方法
% su Password: root_password #
ポンド記号 (#) は、Bourne シェルにおける、スーパーユーザーアカウント用のプロンプトです。
システムコンソールでスーパーユーザーとしてログインする方法
hostname console: root Password: root_password #
この方法は、デフォルトでは使用できません。システムコンソールでスーパーユーザーとしてログインするには、/etc/default/login ファイルを変更しなければなりません。このファイルの変更については、「スーパーユーザー (root) ログインをコンソールに制限する方法」を参照してください。