Solaris のシステム管理

listen ポートモニターの管理

sacadm コマンドを使用して listen ポートモニターを追加したり、表示したり、終了させたり、起動したり、有効または無効にしたり、削除したりします。


注 -

次の手順を行うにはスーパーユーザーでなければなりません。


listen ポートモニターを追加する方法

listen ポートモニターを追加するには、次のように入力します。

# sacadm -a -p tcp -t listen -c /usr/lib/saf/listen -v `nlsadmin
-V` -y "le0 ethernet"

-a

ポートモニターフラグを追加する。 

-p

tcp をポートモニタータグとしてを指定する。

-t

ポートモニターのタイプを listen として指定する。

-c

ポートモニターを起動するコマンド文字列を定義する。 

-v

ポートモニターのバージョン番号を指定する。 

-y

ポートモニターのインスタンスを説明するコメントを定義する。 

listen ポートモニター状態を表示する方法

listen ポートモニターの状態を表示するには、次のように入力します。

# sacadm -l -p tcp

-l

ポートモニター状態フラグを表示する。 

-p

tcp をポートモニタータグとして指定する。

listen ポートモニターを停止する方法

listen ポートモニターを終了させるには、次のように入力します。

# sacadm -k -p tcp

-k

ポートモニターフラグを強制終了する。 

-p

tcp をポートモニタータグとして指定する。

listen ポートモニターを起動する方法

listen ポートモニターを起動するには、次のように入力します。

# sacadm -s -p tcp

-s

ポートモニターフラグを起動する。 

-p

tcp をポートモニタータグとして指定する。

listen ポートモニターを有効にする方法

listen ポートモニターを有効にするには、次のように入力します。

# sacadm -e -p tcp

-e

ポートモニターフラグを有効にする。 

-p

tcp をポートモニタータグとして指定する。

listen ポートモニターを無効にする方法

listen ポートモニターを無効にするには、次のように入力します。

# sacadm -d -p tcp

-e

ポートモニターフラグを無効にする。 

-p

tcp をポートモニタータグとして指定する。

listen ポートモニターを削除する方法

listen ポートモニターを削除するには、次のように入力します。

# sacadm -r -p tcp

-r

ポートモニターフラグを削除する。 

-p

tcp をポートモニタータグとしてを指定する。