「前提条件」の前提条件を満たしているかどうかを確認します。
ファイルシステムを作成します。
# newfs [-N] [-b size] [-i bytes] /dev/rdsk/device-name
-N |
newfs が mkfs に渡すすべてのパラメタを表示する。ファイルシステムは作成されない |
-b size |
ファイルシステムのブロックサイズを設定する。デフォルトは 8192 ブロック |
-i bytes |
i ノード当たりのバイト数を設定する。デフォルトは 2048 バイト |
device-name |
新しいファイルシステムを入れるデバイス |
次の手順を実行する前に、スライスに合ったデバイス名を指定したか確認してください。間違ったスライスを指定すると、その内容は新しいファイルの作成時に消去されます。
システムから確認を促すプロンプトが表示されます。
UFS ファイルシステムが作成されていることを確認するには、fsck コマンドを使用して新しいファイルシステムをチェックします。
# fsck /dev/rdsk/device-name
device-name |
新しいファイルシステムを入れるデバイス名 |
このユーティリティは、新しいファイルシステムの整合性をチェックして、見つかった問題を出力し、問題を修復する前にプロンプトを表示します。fsck の詳細は、第 31 章「ファイルシステムの完全性チェック」を参照してください。
次の例では、/dev/rdsk/c0t3d0s7 上でファイルシステムを作成します。
# newfs /dev/rdsk/c0t3d0s7 newfs: construct a new file system /dev/rdsk/c0t3d0s7 (y/n)? y /dev/rdsk/c0t3d0s7: 163944 sectors in 506 cylinders of 9 tracks, 36 sectors 83.9MB in 32 cyl groups (16 c/g, 2.65MB/g, 1216 i/g) super-block backups (for fsck -b #) at: 32, 5264, 10496, 15728, 20960, 26192, 31424, 36656, 41888, 47120, 52352, 57584, 62816, 68048, 73280, 78512, 82976, 88208, 93440, 98672, 103904, 109136, 114368, 119600, 124832, 130064, 135296, 140528, 145760, 150992, 156224, 161456,
ファイルシステムを使用可能にするための操作 |
参照先 |
---|---|
mount コマンドを使用してファイルシステムをマウントする | |
/etc/vfstab 内でエントリを作成し、システムのブート時にファイルシステムを自動的にマウントする |