デフォルトの largefiles マウントオプションでファイルシステムをマウントして、大規模ファイルを作成した後には、大規模ファイルを削除して、fsck を実行して状態を「nolargefiles」にリセットするまで、nolargefiles オプションでファイルシステムを再マウントできません。
スーパーユーザーになります。
ファイルシステム内に大規模ファイルが存在しないことを確認します。
# cd /file-system
# find . -xdev -size +2000000 -exec ls -l {} ¥;
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file-system |
大規模ファイルをチェックするファイルシステム |
大規模ファイルが当該ファイルシステム内に存在する場合は、そのファイルを削除するか、他のファイルシステムに移動します。
ファイルシステムのマウントを解除します。
# umount /file-system
ファイルシステムの状態をリセットします。
# fsck /dev/rdsk/device-name
nolargefiles オプションでファイルシステムを再マウントします。
# mount -o nolargefiles /dev/rdsk/device-name
この例では、/datab 中に大規模ファイルが存在しないことをチェックして、/dev/dsk/c0t3d0s7 を /datab ディレクトリにマウントしています。
# cd /datab
# find . -xdev -size +2000000 -exec ls -l {} ¥;
# find . -xdev -size +2000000 -exec ls -l {} ¥;
# umount /datab
# fsck /dev/rdsk/c0t3d0s7 /files1
# mount -o nolargefiles /dev/dsk/c0t3d0s7 /files1