PCMCIA メモリーカードが書き込み保護になっていないことを確認します。
書き込み保護は、PCMCIA メモリーカードの端にある小さなスライドスイッチによって設定されます。
PCMCIA メモリーカードがフォーマットされてマウントされていることを確認します。
$ ls /pcmem pcmem0 PCMCIA memorycard-name
PCMCIA メモリーカードが正しくフォーマットされてマウントされていれば、その名前とシンボリックリンクの pcmem0 が、/pcmem の下に表示されます。
/pcmem ディレクトリに何も表示されない場合、PCMCIA メモリーカードはマウントされていません。236 ページの「PCMCIA メモリーカードをロードする方法」を参照してください。PCMCIA メモリーカードがフォーマットされていないこともあります。「UFS PCMCIA メモリーカードをフォーマットする方法」、または 「DOS PCMCIA メモリーカードをフォーマットする方法」を参照してください。
ファイルまたはディレクトリを移動またはコピーします。
作業 |
使用するコマンド |
---|---|
ファイルのコピー |
cp |
ディレクトリのコピー |
cp -r |
ファイルまたはディレクトリの移動 |
mv |
移動またはコピー操作を確認するには、ls コマンドを使用します。
最初の例では、ファイル (readme.doc) を現在のディレクトリから、最初のカードドライブ (/pcmem/pcmem0) にロードされた PCMCIA メモリーカードに移動しています。2 番目の例では、ファイル (readme2.doc) を現在のディレクトリから、2 番目のカードドライブ (/pcmem/pcmem1) にロードされた PCMCIA メモリーカードリにコピーしています。3 番目の例では、ディレクトリ (morefiles) とその下にあるすべてのものを、/home/smith/ ディレクトリから最初のカードドライブにロードされた PCMCIA メモリーカードにコピーしています。
$ mv readme.doc /pcmem/pcmem0 $ cp readme2.doc /pcmem/pcmem1 $ cp -r /home/smith/morefiles /pcmem/pcmem0