Solaris のシステム管理

クラッシュダンプファイル用の容量を確保する方法

  1. 表 69-1 に示している必要な作業を完了していることを確認します。

  2. スーパーユーザーになります。

  3. /var/crash/system-name ディレクトリに移動します。

    # cd /var/crash/system-name
    

    system-name

    クラッシュダンプファイルを保存するシステム 

  4. 任意のエディタで、クラッシュダンプ用に確保しておく最小利用可能空き領域の最小値を指定する数 (単位はキロバイト) を含む、minfree という名前のファイルを作成します。

  5. ファイルを終了して、変更を保存します。

例 - クラッシュダンプファイル用に容量を確保する

次の例は、システム saturn のクラッシュダンプファイルを保存するための、500K バイトの利用可能な空き領域を確保する、minfree ファイルの内容を示しています。

$ more /var/crash/saturn/minfree
500