レジストリの設定プロセスは、レジストリの配備先となる Application Server ドメインを起動します。特定の管理作業を実行し終わったら、そのドメインを停止および再起動する必要があります。そうした作業の例としては、「レジストリドメイン用の Java 仮想マシン (JVM) の設定」および 「管理者の作成」が挙げられます。
ドメインを再起動する必要がある場合には、管理コンソールからユーザーにその旨が通知されます。管理コンソールを使えばその作業を実行できます。asadmin コマンドを使用している場合には、Ant タスクを使ってドメインを停止および起動できます。
Service Registry インストールディレクトリに移動します。
cd ServiceRegistry-base/install
次のコマンドを実行します (すべてを 1 行で入力)。
Ant-base/ant -f build-install.xml -Dinstall.properties= props-file appserver.domain.bounce
ここで、props-file は、「インストール後の設定のあとでカスタムプロパティーを使って Service Registry を root として設定する」または 「インストール後の設定のあとでカスタムプロパティーを使って Service Registry を root 以外のユーザーとして設定する」で編集した install.properties ファイルのコピーのパス名です。
appserver.domain.bounce のターゲットがドメインを停止し、そのあと再起動します。
build-install.xml ファイルには、レジストリ用ドメインの停止と起動を別個に行うための Ant ターゲットも含まれています。このドメインを停止するには、Ant ターゲット appserver.domain.stop を使用します。このドメインを起動するには、Ant ターゲット appserver.domain.start を使用します。