Sun Java System Message Queue 3.7 UR1 管理ガイド

ブローカのメトリックスの表示

ブローカに関するメトリックス情報を表示するには、metrics bkr サブコマンドを使用します。

次に示すのは、metrics bkr サブコマンドの構文です。

imqcmd metrics bkr [-b hostName:
portNumber]
       [-m metricType] [-int interval] [-msp 
numSamples]

このサブコマンドは、デフォルトのブローカ、または指定したホストとポートのブローカに対して、ブローカのメトリックスを表示します。

表示するメトリックスのタイプを次の中から指定するには、-m オプションを使用します。

メトリックスを表示する間隔を秒単位で指定するには、-int オプションを使用します。デフォルトは 5 秒です。

出力で表示するサンプル数を指定するには、-msp オプションを使用します。デフォルトは無制限です (無限)。

たとえば、ブローカに入力するメッセージフローとブローカから出力されるメッセージのフローレートを10 秒間隔で取得するには、次のコマンドを使用します。

imqcmd metrics bkr -m rts -int 10 -u admin

このコマンドでは、次のような情報が出力されます。


--------------------------------------------------------
 Msgs/sec   Msg Bytes/sec   Pkts/sec    Pkt Bytes/sec   
 In   Out     In      Out     In   Out     In      Out  
--------------------------------------------------------
 0     0      27      56      0     0      38      66   
 10    0     7365     56      10    10    7457    1132  
 0     0      27      56      0     0      38      73   
 0     10     27     7402     10    20    1400    8459  
 0     0      27      56      0     0      38      73

ブローカによって収集され、レポートされるデータの詳細については、「ブローカ全体のメトリックス」を参照してください。