ブローカに関するメトリックス情報を表示するには、metrics bkr サブコマンドを使用します。
次に示すのは、metrics bkr サブコマンドの構文です。
imqcmd metrics bkr [-b hostName: portNumber] [-m metricType] [-int interval] [-msp numSamples]
このサブコマンドは、デフォルトのブローカ、または指定したホストとポートのブローカに対して、ブローカのメトリックスを表示します。
表示するメトリックスのタイプを次の中から指定するには、-m オプションを使用します。
ttl ブローカとの間で入出力されているメッセージとパケットのフローに関するメトリックスを表示します (デフォルトのメトリックスタイプ)。
rts ブローカとの間で入出力されているメッセージとパケットの 1 秒あたりのフローレートに関するメトリックスを表示します。
cxn 接続、仮想メモリーヒープ、およびスレッドを表示します。
メトリックスを表示する間隔を秒単位で指定するには、-int オプションを使用します。デフォルトは 5 秒です。
出力で表示するサンプル数を指定するには、-msp オプションを使用します。デフォルトは無制限です (無限)。
たとえば、ブローカに入力するメッセージフローとブローカから出力されるメッセージのフローレートを10 秒間隔で取得するには、次のコマンドを使用します。
imqcmd metrics bkr -m rts -int 10 -u admin
このコマンドでは、次のような情報が出力されます。
-------------------------------------------------------- Msgs/sec Msg Bytes/sec Pkts/sec Pkt Bytes/sec In Out In Out In Out In Out -------------------------------------------------------- 0 0 27 56 0 0 38 66 10 0 7365 56 10 10 7457 1132 0 0 27 56 0 0 38 73 0 10 27 7402 10 20 1400 8459 0 0 27 56 0 0 38 73 |
ブローカによって収集され、レポートされるデータの詳細については、「ブローカ全体のメトリックス」を参照してください。