トピック送信先へのサブスクライバは、永続サブスクリプションをもつものと、永続的でないサブスクリプションをもつものの 2 つのカテゴリに分かれます。
永続サブスクリプションでは、次の理由により、信頼性が高まりますが、スループットが遅くなります。
Message Queue メッセージサービスは、ブローカに障害が生じた場合でも回復後にリストを使用できるように、各永続サブスクリプションに割り当てられたメッセージのリストを持続的に格納する必要があります。
ブローカに障害が生じた場合でも、回復後に、対応するコンシューマがアクティブになったときに、メッセージを引き続き配信できるように、永続サブスクリプションの持続メッセージは持続ストアに格納されます。対照的に、永続的でないサブスクリプションの持続メッセージは持続ストアには格納されません。したがって、ブローカに障害が生じると、対応するコンシューマ接続は失われ、メッセージは配信されません。
10K バイトの持続メッセージと持続性のないメッセージの 2 とおりのケースで、永続サブスクライバと永続的でないサブスクライバのパフォーマンスを比較しました。どちらの場合も AUTO_ACKNOWLEDGE 通知モードを使用しています。その結果、持続メッセージの場合にのみパフォーマンスに影響が見られ、永続サブスクライバの方が約 30% 低速でした。