Sun Java System Message Queue 3.7 UR1 管理ガイド

トラブルシューティング

この節では、HTTP や HTTPS 接続で発生する可能性がある問題、およびその問題の解決方法について説明します。

サーバーかブローカの障害

Web サーバーで障害が生じても再起動すれば、すべての接続が復元され、クライアントへの影響はありません。ただし、ブローカに障害が生じ再起動された場合は、例外がスローされ、クライアントはそれぞれの接続を再確立する必要があります。

Web サーバーとブローカの両方に障害が生じ、ブローカが再起動されない場合、Web サーバーはクライアント接続を復元し、ブローカ接続を待機しますが、クライアントには通知しません。この状況を避けるため、ブローカの再起動を必ず確認してください。

クライアントのトンネルサーブレットによる接続障害

HTTPS クライアントがトンネルサーブレットでブローカに接続できない場合は、次のように操作します。

Procedureクライアントが接続できない場合

  1. サーブレットとブローカを起動します。

  2. ブラウザを使用し、HTTPS トンネルサーブレット URL でサーブレットに手動でアクセスします。

  3. 次の管理コマンドを使用し、接続の一時停止と再開を行います。


    imqcmd pause svc -n httpsjms -u admin
    imqcmd resume svc -n httpsjms -u admin

    サービスが再開する場合、HTTPS クライアントはトンネルサーブレットでブローカに接続できます。