Sun Java Enterprise System 5 監視ガイド (UNIX 版)

Monitoring Framework のトラブルシューティング

『Sun Java Enterprise System 5 リリースノート (UNIX 版)』に記載されている既知の問題も参照してください。

HP-UX プラットフォームでの Monitoring Framework の使用

HP-UX 上の Java 仮想マシン (JVM) はデフォルトでは、Monitoring Framework で必要なタスクの多い処理のために調整されておらず、このことが原因で OutOfMemory 例外が発生する可能性があります。JVM を設定するには、HPjconfig ツールをダウンロードして実行します。ダウンロードは http://h21007.ww2.hp.com/dspp/tech/tech_TechDocumentDetailPage_IDX/1,1701,1620,00.html から可能です。

Microsoft Windows での Monitoring Framework の使用

Windows プラットフォーム上での、Monitoring Framework による Java ES コンポーネントの監視は完全にサポートされていますが、いくつかの違いがあります。たとえば、特定の既知の問題を回避するために Java 1.5 以降にアップグレードする必要があります。その他の既知の問題については、『Sun Java Enterprise System 5 リリースノート (Windows 版)』を参照してください。

Procedureノードエージェントを再起動するには

ノードエージェントのホストである共通エージェントコンテナを再起動する必要がある場合、そのノードエージェント経由で監視されているコンポーネントは、次の手順を実行するまでの間 Monitoring Console から参照できなくなります。

  1. ノードエージェントのホストである共通エージェントコンテナを再起動します。


    cacaoadm restart
  2. マスターエージェントのホストである共通エージェントコンテナを再起動します。マスターエージェントは、Monitoring Console をインストールしたホスト上またはゾーン内の Monitoring Framework 内で動作します。


    cacaoadm restart

    マスターエージェントは自動的に、以前に監視していたすべてのノードエージェントに再接続します。

  3. Monitoring Console のホストである Web サーバーを再起動します。


    /usr/sbin/smcwebserver restart