Sun Java Enterprise System 5 監視ガイド (UNIX 版)

Procedure監視を選択的に無効化および再有効化するには

Java ES の監視機構は、本番システムのパフォーマンスに影響を及ぼさないよう、軽量に動作するように設計されています。ただし、状況によっては、監視値の収集を停止し、インストゥルメンテーションがパフォーマンスにほとんど影響を及ぼさないようにすることが望ましい場合があります。次の手順で説明するように、Monitoring Console には、ホスト単位でこの対処を行うための手段が用意されています。

  1. 必要であれば、Monitoring Console の左画面の階層のルートにある「配備」リンクをクリックすることにより、配備レベルの表示に切り替えます。次に、右区画で「ホスト」タブをクリックします。

    「ホスト」タブには、ホストの一覧がテーブル形式で表示され、ホストを選択および無効化するためのコントロールも表示されます。

    「ホスト」タブのテーブルには、Monitoring Console によって監視される Java ES コンポーネントを含むすべてのホストが一覧表示されます。

  2. テーブルの左側の列にあるチェックボックスを使用して、監視を停止するすべてのホストを選択します。「ホスト」テーブルの上部にある「無効化」をクリックします。

結果

ホストの監視を無効にすると、階層内でそのホストの下にあるすべての監視オブジェクトが無効化されます。無効化された状態の監視対象オブジェクトは、更新はされなくなりますが、無効化する直前の値がまだ含まれている場合があります。無効化されたオブジェクトに依存する監視ルールは停止されます。無効化されたホストを有効にするには、「ホスト」テーブルの上部にある「有効化」ボタンを使用し、同様の手順で設定します。