この例では、Directory Server とともに別のホストにすでにインストールした Access Manager を使用して、Portal Server とそれに必要な Java ES コンポーネントを 1 つのホストにインストールします。Access Manager と Portal Server は、同じ種類の Web コンテナを使用する必要があります。
このシーケンスの例を使用するには、『Java ES 5 リリースノート』にある既知の問題 6284663 も参照してください。
Portal Server は、Access Manager が必要です。Access Manager は、Directory Server のローカルまたはリモートのコピーと、ローカルの Web コンテナが必要です。Access Manager とは別のホストで Portal Server を実行することができます。この場合、Portal Server は Access Manager SDK のローカルインストールとローカルの Web コンテナが必要です。Portal Server と Access Manager SDK をインストールする場合、Access Manager の不要なサブコンポーネントの選択を解除します。インストーラは、Portal Server の選択時に、すべての Access Manager のサブコンポーネントを自動的に選択します。
Access Manager と Directory Server がインストールされ、稼動していることを確認します。
インストールシーケンスのガイドラインをチェックします。
この例に当てはまるガイドラインをチェックし、必要に応じて調整を行います。表 2–1を参照してください。
インストールの前提要件をチェックします。
開始する前に、このインストールで行う必要のあるタスクについてチェックします。表 1–1を参照してください。
Java ES インストーラを実行します。
インストールのタイプの選択で「カスタム」を選択します。
「インストール中に自動的に設定」オプションまたは「インストール後に手動で設定」オプションを選択します。
コンポーネントの選択で、Portal Server を選択します。
Access Manager のすべてのコンポーネントおよび Directory Server は、自動的に選択されます。Web コンテナは自動的には選択されません。「Web コンテナの選択」ページが表示され、Web コンテナの選択が求められます。
Directory Server と、Access Manager SDK を除く Access Manager のすべてのサブコンポーネントの選択を解除します。
依存関係のメッセージに従って、Application Server、Web Server、または以前にインストールしたローカル Web コンテナを選択します。
非互換性の問題を解決します。
インストーラは、ホスト上のソフトウェアを検証し、非互換性が識別された場合のガイダンスを示します。
インストールを実行します。
インストールサマリーとログを表示します。
必要なインストール後の設定を完了します。