応答ファイルを生成したあとでも、その応答ファイルを編集して、ローカルパラメータを変更することができます。変更できるパラメータには、管理者ユーザー ID、管理者パスワード、パスワード再入力などがあります。
応答ファイルを編集する場合は、次のガイドラインに従ってください。
値を編集する以外は、パラメータを変更しないでください。
値が指定されていない場合でも、パラメータを削除しないでください。
パラメータを追加しないでください。
パラメータの順序を変更しないでください。
元のタイプと形式に注意し、新しい値を入力するときはそれに従ってください。
削除する値の代わりに、ほかの値を入力します。パラメータが必須の場合、そのパラメータが削除されているとインストールまたは設定に失敗する可能性があります。
コンポーネントを追加するには、SunJavaES-count= (total) と SunJavaES-(count number)=SunJavaES\... の両方を変更します。次に例を示します。
元のデータ:
SunJavaES-count=2 SunJavaES-0=SunJavaES\MessageQueue SunJavaES-1=SunJavaES\DirectoryServer
変更後のデータ:
SunJavaES-count=3 SunJavaES-0=SunJavaES\MessageQueue SunJavaES-1=SunJavaES\DirectoryServer SunJavaES-2=SunJavaES\WebServer
応答ファイルの詳細については、付録 C 「応答ファイルの例: サイレントインストール」を参照してください。
サブコンポーネントを追加するには、合計カウントとカウント数の両方を変更します。サブコンポーネントは、メインコンポーネントのあとに追加されます。次に例を示します。
SunJavaES-3=SunJavaES\AccessManager\AMAdministrationConsole
応答ファイルには、SdWelcome ダイアログボックスに対応するセクションもあります。次に例を示します。
[{311E6252-893E-4445-B865-94DAFF5C500C}-SdWelcome-0] Result=1
セクションヘッダー [{311E6252-893E-4445-B865-94DAFF5C500C}-SdWelcome-0] は、このデータが、ProductCode (および PRODUCT_GUID) 値が {311E6252-893E-4445-B865-94DAFF5C500C} であるコンポーネントの SdWelcome ダイアログボックスに関係することを示します。
ヘッダーの末尾にある -0 は、これが SdWelcome への最初の呼び出しであることを示しています。インストール中に 2 番目の SdWelcome ダイアログボックスが表示された場合、ヘッダーの末尾は -1 となります。
Result=1 は、SdWelcome 関数からの戻り値を示しています。戻り値 1 は、「次へ」ボタンをクリックしたことを示しています。
SdSetupType ダイアログボックスでは、Quick_Configure が「インストール中に自動的に設定」を、Configure_Later が「インストール後に手動で設定」を指定します。