この例では、Access Manager と Directory Server をインストールして、アイデンティティー管理を実装します。ただし、Directory Server はリモートホストにインストールしたものを使います。
Access Manager は Directory Server が必要ですが、必ずしもローカルへのインストールである必要はありません。
Access Manager は、Web コンテナが必要です (この例では Web Server)。
ほかの Java ES コンポーネントをインストールする前に、リモートの Directory Server が稼働している必要があります。
Directory Server をインストールし、起動します。
「Directory Server のみをインストールする例」を参照してください。
インストールシーケンスのガイドラインをチェックします。
この例に当てはまるガイドラインをチェックし、必要に応じて調整を行います。表 2–1を参照してください。
インストールの前提要件をチェックします。
開始する前に、このインストールで行う必要のあるタスクについてチェックします。表 1–1を参照してください。
Java ES インストーラを実行します。
ライセンス契約に同意し、インストール先のフォルダを選択します。
インストールのタイプの選択で「カスタム」を選択します。
「インストール後に手動で設定」オプションを選択します。
コンポーネントの選択で、Access Manager と Web Server を選択します。
Directory Server は自動的に選択され、インストールされます。
非互換性の問題を解決します。
インストーラは、ホスト上のソフトウェアを検証し、非互換性が識別された場合のガイダンスを示します。
管理者ユーザー名とパスワードを入力します。
インストールを実行します。
インストールサマリーとログを表示します。
AccessManager-base\setup\AMConfigurator.properties ファイルを編集します。
DS_HOST、DS_DIRMGRPASSWD、および ROOT_SUFFIX を、ホスト A Directory Server のホスト名、ディレクトリマネージャーパスワード、およびルートサフィックスに設定します。
Web コンテナを設定し、管理サーバーを起動します。
Web コンテナの設定の詳細については、第 5 章「インストール後の設定の実行」を参照してください。
デフォルトの Access Manager ログインページにアクセスします。
http://webserver-host:port/amserver |