全般的な手順は次のとおりです。
Java ES コンポーネントをインストールします。
サーバーを起動します。
負荷分散を設定します。
次の例は、1 つのノードにすべての Java ES コンポーネントをインストールする方法を示しています。以降のノードには、配備に必要な Java ES コンポーネントをインストールします。最小で 2 つのインストールセッションが必要になります。
Application Server は、HADB と Message Queue のローカルインストールが必要です。
Application Server が提供する統合管理ツールを利用するために、Application Server と HADB は同じホスト上になければなりません。
Application Server のロードバランスプラグインサブコンポーネントは、Web Server が必要です。この例では、Application Server を Web コンテナとして使用します。
インストールシーケンスのガイドラインをチェックします。
この例に当てはまるガイドラインをチェックし、必要に応じて調整を行います。表 2–1を参照してください。
インストールの前提要件をチェックします。
開始する前に、このインストールで行う必要のあるタスクについてチェックします。表 1–1を参照してください。
Java ES インストーラを実行します。
インストールのタイプの選択で「カスタム」を選択します。
「インストール中に自動的に設定」オプションを選択します。
Message Queue は、設定が不要です。
コンポーネントの選択で、Application Server を選択します。
Message Queue と HADB、および、Application Server ノードエージェントとロードバランスプラグインを除く Application Server のすべてのサブコンポーネントが自動的に選択されます。
Application Server コンポーネントを展開し、ロードバランスプラグインを選択します。
同じアクセス権を使用して、Web Server と Load Balancing Plug-in をインストールする必要があります。
非互換性の問題を解決します。
インストーラは、ホスト上のソフトウェアを検証し、非互換性が識別された場合のガイダンスを示します。
インストールを実行します。
インストールサマリーとログを表示します。
Java ES コンポーネントを起動します。
負荷分散の設定を完了します。
詳しくは、『Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 高可用性 (HA) 管理ガイド』を参照してください。