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Sun™ Identity Manager 8.0 管理ガイド |
付録 A
lh リファレンス
使用法次の構文を使用して、Identity Manager コマンド行インタフェースを呼び出し、Identity Manager コマンドを実行します。
lh { $class | $command } [ $arg [$arg... ] ]
使用上の注意
- コマンドの使用法についてのヘルプを表示するには、lh と入力します (引数は指定しない)。
- パス環境変数の設定
Sun から標準的な (JDK なしの) JRE を取得している場合、通常のディレクトリの場所は C:¥Program Files¥Java¥jre1.5.0_14 (または同様の場所) です。このディレクトリには、Java 実行可能ファイルを保存した bin ディレクトリが含まれています。この場合は、JAVA_HOME を C:¥Program Files¥Java¥jre1.5.0_14 に設定します。
JDK のフルインストールには複数の Java 実行可能ファイルがあります。この場合は、JAVA_HOME を、組み込み型の jre ディレクトリに設定します。このディレクトリには、正しい bin/java.exe ファイルが含まれています。通常のインストールでは、JAVA_HOME を C:¥java¥jdk1.5.0_14¥jre に設定します。
- コマンドを 64 ビットモードで実行するには、lh スクリプトの FLAGS="$FLAGS -d64" 行のコメントを解除します。
- Windows では、コマンド行に次のように入力して、Identity Manager コマンド行インタフェースを起動します。
%WSHOME%¥bin¥lh
- Unix では、コマンド行に次のように入力して、Identity Manager コマンド行インタフェースを起動します。
$WSHOME/bin/lh
classcom.waveset.session.WavesetConsole などの完全修飾クラス名でなければなりません。
コマンド次のコマンドのいずれかでなければなりません。
- assessment − アップグレード中に使用することがあります。変更されたすべてのオブジェクトと、インストールされている Identity Manager のすべてのバージョンについてレポートするサブコマンドをサポートしています。詳細については、『Identity Manager Upgrade』を参照してください。
- config − Business Process Editor を起動します。
- console − Identity Manager コンソールを起動します。
- genReports − Identity Manager のレポート機能のサンプルとして使用できる一連のランダムなデータを生成します。
- import − Identity Manager オブジェクトをインポートします。厳密モードの場合は -s オプションを指定します。厳密モードを有効にすると、インポート中の参照チェックがより厳しく行われます。
- js − JavaScript プログラムを起動します。
- javascript − js と同じです。
- msgtool − WPMessages.properties からカスタムメッセージカタログを生成します。このカタログを操作して、テキストや言語に独自の変更を加えることができます。
- script − JavaScript または BeanShell を実行します。
- setRepo − Identity Manager インデックスリポジトリを設定します。
- setup − Identity Manager 設定プロセスを開始します。これにより、ライセンスキーの設定、Identity Manager インデックスリポジトリの定義、および設定ファイルのインポートができるようになります。
- spml − SPML ブラウザを起動します。
- syslog [options] − システムログからレコードを抽出します。詳細は、「syslog コマンド」を参照してください。
- waveset − console コマンドの別名です。上の「console」を参照してください。
- xmlparse − Identity Manager オブジェクトに対し XML の妥当性検査を行います。
- xpress [options] ファイル名 − 式を評価します。有効なオプションは次のとおりです。
-trace (トレース出力を有効にする)
例
syslog コマンド使用法
syslog [options]
オプション
以下のオプションを使用して、情報を含めるか除外します。