システム BIOS および Oracle ILOM のファームウェアのアップデート方法

Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションを使用して、システムのファームウェアをアップデートします。

始める前に

サーバーがその管理ポートにネットワーク経由でアクセス可能である必要があります。

1. Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションを起動します。「アプリケーションの起動とプロビジョニングタスクの実行」を参照してください。

   「Select a Task」画面が表示されます。

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   注 - 「Select a Task」画面は、サーバーが OS のインストール以外のタスクをサポートする場合にのみ表示されます。実行できるタスクが OS のインストールだけの場合は表示されません。また、「Select a Task」画面には、サーバーでサポートされているタスクオプションのみが表示されます。

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2. 「Select a Task」画面で、「System BIOS and ILOM Upgrades」ラジオボタンを選択して「Next」をクリックします。

   使用しているサーバーで帯域内アップグレード (ネットワークではなく、サーバーの内部回路を使用) をサポートする場合は、「System BIOS and ILOM Upgrades (帯域内インタフェースを使用)」および「System BIOS and ILOM Upgrades (ネットワークインタフェースを使用)」というシステム BIOS と Oracle ILOM のアップグレード用の 2 つのオプションがタスクリスト内に表示されます。

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   注 - 帯域内アップデートは、完了するまでに最大で 40 分かかることがあるため、使用しているサーバーのサービスプロセッサが接続されていない場合、またはネットワーク経由でアクセスできない場合にのみ推奨します。

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3. サーバーの SP にログイン情報を入力して、「Next」をクリックします。

   Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションでは、既存のシステム BIOS と Oracle ILOM の各バージョンを、使用可能な最新バージョンと比較して表示します。

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   注 - 次のスクリーンショットはその 1 例です。使用しているサーバーの情報は異なる可能性があります。

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   注 - 現在のセッション中に Oracle Hardware Installation Assistant Update を実行した場合 (「ローカルまたはリモートメディアを使用して Oracle Hardware Installation Assistant を起動する方法」で説明) は、最新の BIOS と Oracle ILOM の各バージョンが Oracle のソフトウェアダウンロードサイトから取得されています。

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4. システム BIOS および Oracle ILOM のファームウェアをアップデートするには、「Next」をクリックします。

   さらに新しいバージョンのコードが存在する場合は、アップデートが開始されます。

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   注意 - システム BIOS および ILOM のファームウェアが破損する可能性があります。アップデート処理を中断しないでください。この処理は、完了までに最大 10 分かかることがあります。

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   アップデートが完了すると、SP がリセットされます。Oracle ILOM リモートコンソールアプリケーションとの接続は切断されます。

5. アップデートされたファームウェアを使用するには、システムの電源を入れるかまたは再起動します。

参照

• 「エクスパンダファームウェアのアップデート方法」

• 「HBA ファームウェアのアップデート方法」