Oracle Hardware Installation Assistant ユーザーズガイドの概要
Oracle Hardware Installation Assistant の概要
Oracle Hardware Installation Assistant とは
Sun Fire/Sun Blade サーバーのローカルおよびリモートメディア起動オプション
ローカルまたはリモートメディアを使用して Windows をインストールする方法
ローカルまたはリモートメディアを使用して Linux をインストールする方法
システム BIOS および Oracle ILOM のファームウェアのアップデート方法
PXE ベースの Oracle Hardware Installation Assistant のセットアップ
Oracle Hardware Installation Assistant PXE イメージファイルの準備
Windows Server の無人インストールを準備する方法
アプリケーションイメージを作成して PXE ベースの起動を準備する方法
仮想コンソールまたはセキュアシェル (SSH) 接続を使用した表示接続の確立
Oracle Hardware Installation Assistant のトラブルシューティング
Oracle Hardware Installation Assistant のエラーメッセージ
USB フラッシュドライブを使用した Oracle Hardware Installation Assistant の起動
Syslinux および Oracle Hardware Installation Assistant ソフトウェアの入手方法
Oracle Hardware Installation Assistant USB フラッシュドライブの作成
USB フラッシュドライブをブートして Oracle Hardware Installation Assistant を起動する方法
Linux に Service Tags をインストールする方法
Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションは LSI SAS-2 コントローラ (926x、9280) を搭載したシステム上の RAID 構成のみサポートしています。システムにこれらのコントローラのいずれかが含まれていない場合は、RAID 構成タスクを行うことができません。
注 - ブートドライブを RAID 構成に含める場合は、ブートドライブに OS をインストールする前に行う必要があります。
Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションは、利用可能な SAS または SATA ディスクドライブでのみ RAID 0 および RAID 1 (ミラー化) の設定に使用できます。SAS ドライブと SATA ドライブを、RAID ボリュームで組み合わせて使用することはできません。SAS ディスクと SATA ディスクを使用する場合は、別々の RAID ボリュームに設定する必要があります。
最大 32 の RAID ボリュームをサポートしています。ホットスペアは Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションを使用して構成することはできません。ホットスペアを構成するには、ディスクコントローラの BIOS 設定ツールを使用します。このツールは、システムブート時にキーボードの所定のキーを押すことでアクセス可能です。
Oracle Hardware Installation Assistant アプリケーションで設定できる RAID ボリュームのタイプは、使用しているコントローラのタイプによって異なります。
LSI MegaRAID (926x、9280) SAS-2 コントローラの場合は次のように設定できます。
RAID 0: 1 つまたは複数の物理ディスクを使用するストライプ化ボリューム。データは、ボリュームを編成するすべての利用可能なディスクに対してストライプ化されます。RAID 0 には耐障害性はありませんが、特に大規模ファイルには高いデータスループットが提供されます。
RAID 1: 物理ディスク上のデータをミラー化するボリューム。各ボリュームの物理ディスク数は偶数にする必要があります (2 の倍数)。
関連項目: 「RAID ボリュームを作成する方法」